Squishy Roboticsは、UCバークレー校がNASAと共同で宇宙探査用の惑星探査機を開発する研究から生まれたスピンオフ企業だ。
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特長
このロボットは、ドローンやヘリコプター、固定翼機から繰り返し空中投下できる。最大1,000フィートの高さから展開する。ニーズに合わせてカスタマイズ可能なセンサープラットフォームを備える。標準4ガスセンサー(CO、H2S、LEL、O2)、6カメラ、GPSの組み合わせが可能だ。
ロボットが独自のネットワークを提供するため、ペイロードのメッシュネットワークにより、既存の通信インフラに依存しなくてもよい。標準ペイロードには6台のビデオカメラが搭載されており、対象エリアを360°見渡すことができる。
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危険な環境でも、迅速、機敏、正確な意思決定のためのリアルタイムデータを提供する。必要な時に必要な場所で状況認識を向上させるとともに、人的リスクと被ばくを低減する。
ソリューション
- 公共安全:対応態勢を強化し、応答者と市民の安全を向上させながら、それを効果的に行えるように支援する
- 軍事:データ統合と機械と人間のより良く組み合わせることにより、戦闘員を保護し、軍の作戦準備態勢を強化できる
- 産業:Squishy Roboticsは、最先端のスマートシティとIIoTの統合を通じて、企業のROI、データ分析、技術運用を改善する
デモンストレーション
タンクローリー横転訓練
Squishy Roboticsのエンジニアは、デルヴァレ地域訓練センター”HazMat City”での危険物(HazMat)訓練シナリオでロサンゼルス郡消防署に参加した。ドローンによる空中投下で配備されたセンサーロボットは、タンクローリーの漏洩をシミュレートしている間、目視および4ガスセンサーデータを司令センターに提供した。
落下テスト
Skydiveアリゾナで行われた1000フィートからの落下試験で、4-gasPLUSpayloadを搭載したSquishy Roboticsロボットの空中投下試験が行われ、落下後も機能しているのを確認。
主な仕様
重さ | 1.1kg |
本体直径 | 約60cm |
無線範囲 | 約122m |
最大落下高さ | 約300m |
バッテリー寿命 | 12時間以上: |
ペイロード加速 | 3倍から5倍: |
温度範囲 | -20℃~+50℃ |