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ヤンマー、ゼロエミッションを目指す内航船舶向け「水素専焼4ストロークエンジン」の開発を開始

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー株式会社(以下:YPT)は、公益財団法人日本財団の「ゼロエミッション船の実証実験にかかる技術開発助成プログラム」において、燃焼時にCO2を排出しない水素を燃料とした内航船舶用の「水素専焼4ストローク高速発電エンジン」の開発を開始する

2023年8月1日
230801_YPT_top

同事業における水素エンジンは、小型船舶向けの推進エンジン(主機関)としての用途も視野に入れて開発を行うとしている。

Contents
ゼロエミッション船プロジェクトコンソーシアムメンバー(2023年6月時点)

同プロジェクトでは、水素エンジンの開発と同時に、水素エンジン発電機とバッテリーの組み合わせによる「水素エンジン対応のハイブリッド電気推進船」の開発も行う。これは「水素燃料エンジン」と「水素燃料供給システム」を、コンテナユニット型の水素発電装置として上甲板部分に搭載することができる新たな船舶だ。船舶の開発・建造は、上野グループの海運会社である上野トランステック株式会社が担当する。

YPTでは、水素インフラ普及までの船舶運航を考え、少量の着火用バイオ燃料と水素混焼により、ゼロエミッション化を図る「パイロット着火式」エンジンと、「火花点火式」による水素専焼エンジンを同時に開発する。2024年からパイロット着火式の6気筒水素エンジンによる陸上実証試験を開始し、2026年の実証運航を目指すとしている。

加えて、同型式の火花点火式水素専焼エンジンによる陸上実証試験を同時並行で進め、水素エンジン対応電気推進船舶の普及を図るべく、その先駆けとして2030年頃からの水素エネルギーを基にした内航船舶のゼロエミッション化に取り組む方針だ。

ゼロエミッション船プロジェクト

公益法人日本財団による水素を燃料としたゼロエミッション船の開発に焦点を当て、当該技術開発を支援するプロジェクト。2050年に内航分野におけるカーボンニュートラルを実現するため、世界に先駆けて水素を燃料とした船舶(ゼロエミッション船)を開発し、実証実験を行う。

コンソーシアムメンバー(2023年6月時点)

  • ヤンマーパワーテクノロジー株式会社(代表)
  • 上野トランステック株式会社
  • 京都大学
  • 福岡造船株式会社
  • 三井E&S造船株式会社
  • 株式会社みらい造船

※所掌:4.船舶の詳細設計・建造、5.船舶の基本計画・基本設計、6:水素エンジンコンテナの詳細設計・製造

230801_YPT_01
水素燃料エンジン対応電気推進船イメージ(船体色ははイメージ)

▶︎ヤンマー

TAGGED: モビリティ, ヤンマー, 水素エンジン, 水素燃料
watanabe 2023年8月1日
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