これは、Rivianがヨーロッパへのリーチを拡大し、ヨーロッパの輸送網の電化に拍車をかける大きな一歩だとしている。
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Rivian副社長で戦略・Go To Market担当のダガン・ミシュラム氏は、次のようにコメントしている。
ミシュラム氏:今日、ドイツでEDVが運行されるのを見ることができて感激しています。この車両はAmazonのパートナーと共同で設計され、ドライバーの利便性と安全性を第一に考えるだけでなく、環境にも配慮しています。米国ではドライバーから信じられないようなフィードバックを得ており、ドイツで国際展開を開始できることに興奮しています。本日は、ヨーロッパで最初のRivianの車両が導入された記念すべき日であり、この地域での私たちの将来に大きな期待を寄せています。
Amazon向けEV配送バンは、安全性、持続可能性、ドライバーの快適性を最優先し、ゼロから設計されている。安全第一の車両機能は、ドライバーと歩行者を確実に保護するために厳しくテストされているという。これには、自動緊急ブレーキ、衝突警告、360°の視界が含まれる。さらに、配送ワークフローと車両を統合する世界初のテクノロジーや、人間工学に基づいて設計されたドライバーズキャビン、ドライバーが配送先に到着すると開く電動隔壁ドアなど、ドライバーからの幅広いフィードバックに基づいたカスタム設計も採用されている。
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欧州では、AmazonとRivianは欧州の都市によりフィットするよう、米国のものより短く細いバンを特別に設計した。
2019年の提携発表以来、Amazonは米国の500以上の都市と地域で電動配達バンで荷物を配達しており、すでに3,000台以上のバンが走っている。
Amazonのグローバル・フリート・アンド・プロダクト・ディレクター、ニール・エメリー氏によると「AmazonとRivianは共に、ゼロから最先端の電気自動車を設計・製造した」という。
より持続可能な配送車両を作るため、Amazonは2030年までにRivianの電気配送車両を世界で10万台走らせることを目標としている。Amazonにとって、これはラストワンマイル・ロジスティクスの脱炭素化の重要な一部分であると同時に、他の企業がネット・ゼロ・カーボンを達成するのに役立つイノベーションを加速させるものでもあるとしている。