本連携協定に基づいた新事業開発は、株式会社JALエンジニアリングが担当する。
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連携協定締結の背景、および概要
新明和工業は、世界トップクラスの技術を搭載したUS-2型救難飛行艇を開発するなど、航空機の開発・設計や製造に関する高いレベルを有する。一方、JALグループの整備の担当するJALECは、航空機オペレーションで得た整備に関する有益な技術的知見を海外の航空機メーカーに伝えることで航空機の信頼性向上に貢献するとともに、退役後の航空機を国内でリサイクルする取り組みにも参画してきた。
この両社の持つ強みを掛け合わせることで、日本で初めて開発・設計から退役までの航空機ライフサイクルを通じた協力体制を構築することになった。
新事業開発分野
- (1) オープンイノベーションによる新事業アイデアの創出
- (2) 次世代航空機の開発や運用に関する協業
- (3) 航空機ライフサイクルにおけるSDGs 課題解決に関する協業
- (4) 防衛省関連案件における協業
- (5) その他相互に連携協力することが必要と認められる事項
今後両社は、固定翼型無人航空機などの次世代航空機の開発やその運用、航空機廃材のリサイクルなどによるSDGs課題の解決、防衛省関連事業における相互協力をはじめ、多岐にわたって新事業アイデアを創出・実現していくという。