北海道庁は、ドローンの寒冷地での運用方法を示したガイドライン(指針)をまとめ、ホームページで公開を始めた。ドローンの冬季飛行のガイドライン策定は全国初。
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ドローンは様々な分野で活用が広がっているが、冬期の厳しい環境下においては、バッテリーの急速な消耗や着雪によるプロペラの凍結などの課題があり、安定した運行が困難である。北海道庁は、北海道におけるドローンの通年での社会実装を促進するため、積雪寒冷条件下における実証を行い、ドローンの冬季飛行のガイドラインを整備した。
このガイドライン策定のために、北海道庁は冬期における様々なユースケースを想定した実証実験を行い、ドローンの冬季飛行の際の注意事項・チェックリストを整理した。
先日行われた「第9回空の移動革命に向けた官民協議会」でも、寒冷地での利用について話題にあがっており、ノウハウの蓄積と共有を期待したい。