ABBは、産業用協働ロボット「SWIFTI CRB 1300」を発売した。クラス最高のスピードと精度に加え、最大11kgの可搬重量を備えており、さまざまな生産、製造用途に使用することができるとしている。
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SWIFTI CRB 1300
SWIFTI CRB 1300は、OmniCore C30とC90XTコントローラを搭載し、同クラスの協働ロボットと比較して最大5倍の精度を誇り、一貫した精度と再現性が求められるタスクに理想的なロボットだという。最高速度6.2m/s、可搬重量7kg~11kg、リーチ0.9~1.4で、ねじ締め、組み立て、ピックアンドプレース、パレタイジングなどの高可搬作業を行うことができる。埃や湿気に対する保護機能(IP67まで)も備えているため、厳しい環境下でも使用でき、マシンテンディングにも最適だという。
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またレーザスキャナが動作領域内の作業者を検出すると、ロボットを自動的に減速させるか、または完全に停止し、作業者が離れると動きが回復する。さらに安全対策として、作業者が作業スペース内にいる場合、内蔵されたインタラクションステータスライトが協働ロボットの状態を視覚的に表示。SafeMoveのソフトウェアアドインにより、作業者は携帯型FlexPendant操作ユニットを使用して、安全作業領域やその他の安全機能をスムーズに設定できる。
ロボットのセットアップは、リードスループログラミングとグラフィカルブロックをベースにしたウィザードイージープログラミングを使用するため、特別なプログラミング技術も不要だとしている。