大韓航空は8月12日、韓国防衛庁(ADD)の「ステルスUAV飛行隊開発」事業の優先交渉権者に選定されたことを発表した。ステルスUAV戦隊の技術は、ADDが新兵器システムを開発する「未来挑戦型防衛技術研究開発プロジェクト」の一環として、韓国で初めて開発されたもの。
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ADDは2021年11月にUAV戦隊の開発に着手し、基本設計を完了した。今後、大韓航空と共同で詳細設計を進める予定だ。
大韓航空では、有人機1機とステルスUAV3〜4機が同時に任務を遂行できる有人・無人チームシステムを開発することとなっている。
UAVの飛行隊は、有人航空機を支援・護衛するだけでなく、監視、電子妨害戦術、精密射撃などの独自の任務を遂行するという。
大韓航空は今後もADDの多目的ステルスUAV開発プロジェクトや、有人/無人チーミングシステムを活用したAI基盤ステルスUAV部隊運用の実現可能性の検討に積極的に参加し、未来の先端兵器システム開発と軍の防衛力強化に寄与していくとしている。