Gausiumは、10インチの大型ディスプレイ、スマート負荷検出サービングトレイ、集客機能を搭載した自律型屋内配送ロボット「Delivery X1 Pro」を発表した。
- Advertisement -
Delivery X1 Proのサービストレイには、重量センサーとLEDインジケーターランプが搭載されており、負荷の状態を感知し、信号を送信する仕組みになっているという。トレイの負荷が0になると、自動的に次の配送サービスに移るため、食べ物や荷物を取り上げた後のコマンド入力は必要なく、衛生的で便利。オプションのAIカメラにより、ロボットが人検知を行い、積極的に人と交流することで、集客を支援する。配送プロセスが簡素化し、ユーザーとロボットの対話性向上へと繋がるとしている。
自律型配送ロボット「Delivery X1 Pro」の機能
マーカーレス展開
位置決め用の情報タグを必要としないマーカーレス展開を採用。天井に位置情報タグを設置する手間を省き、展開時間を約75%短縮することができる。ナビゲーションアルゴリズムは、LiDARと3D深度カメラのセンサー融合によって駆動されており、正確な位置精度と環境認識、自動地図更新能力の提供が可能。
配送の安定性
自動車レベルの独立懸架式シャーシを採用し、衝撃を緩和することで、安定した配送を実現。スマートな障害物回避機能により、スムーズで安全な配送プロセスを保証する。
- Advertisement -
マルチロボットコラボレーション
GausiumのクラウドプラットフォームがDelivery X1 Proをサポート。タスクのスケジューリングやサービスの提供において、複数のロボットとの相互通信を実現。広大なスペースやピーク時での配送に、ロボット同士が協調して作業することで、生産性を向上させることができる。