いすゞ自動車株式会社、株式会社デンソー、トヨタ自動車株式会社、日野自動車株式会社、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社は、大型商用車向け水素エンジンの企画・基礎研究を開始した。温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けた取組みの一環だという。
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各国のエネルギー事情の違いやユーザーの使い道の多様化により、車両のパワートレーンは、ハイブリッド車やバッテリー式電気自動車、燃料電池自動車など様々であり、水素エンジンも含まれている。2021年5月には、スーパー耐久シリーズに水素エンジンカローラが参戦。水素エンジン技術が進化するとともに、水素を「つくる」「はこぶ」「つかう」仲間が広がるなど、水素社会実現に向けた取り組みが加速している。
5社は、水素エンジンがこの課題へのソリューションのひとつであると考え、これまで各社が積み重ねてきた技術やノウハウを活用し、大型商用車における水素エンジンの可能性を検討していくという。