講習で使用するのは産業用無人マルチローター「YMR-08」
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ヤマハ発動機株式会社は、農林環境専門職大学・農林大学校でドローン講習を実施した。
日本で唯一の農林業分野の専門職大学、静岡県立農林環境専門職大学・農林大学校では、産業用マルチローター(ドローン)の実技講習が行われている。同大学では、労働力の減少や高齢化など、日本の農業の課題を解決すべく、ロボット技術などを活用したスマート農業の教育や研究にも力を注いでおり、農薬散布の省力化に直結するドローンオペレーター教習もその一環だという。
講習に使用するのはヤマハ発動機の産業用無人マルチローター「YMR-08」で、教習を担当するのは「ヤマハマルチローターアカデミー」の指導教官。実績のあるカリキュラムにのっとって、Eラーニング形式の学科教習、独自開発のシミュレターによる基本操作の習得、そして実機によるトレーニングを重ねて技能検定へと進むとしている。