アムステルダムで開催されたドローン・ウィークにてXL Cargo Dronesイノベーションセンターがローンチされた。トゥウェンテ大学、オランダ航空宇宙研究所(NLR)、そしてアムステルダム応用科学大学がそれぞれの研究分野の強みを活かし、共同で輸送用ドローンの開発に取り組んでいる。
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研究活動は主に、無人貨物輸送機(UCA)の開発と導入に焦点を当てている。上述の3つの研究機関が、社会における問題から物流機会、技術的課題といったUCAの活用に関する、あらゆる要素を内包する研究アジェンダを設定した。
XLCargoDronesイノベーションセンターは様々な知識に触れることのできるユニークな機会や研究者間のネットワーク、研究施設といった、UCA市場の導入を加速させるためのファクターを提供する。メンバーは、XLCargo Dronesの数年にまたがる研究アジェンダの達成に向けて貢献することになる。また、この新たな産業や政府の方々の参加も歓迎している。
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トゥウェンテ大学助教授であり、プラットフォームUCA会長であるHans Heerkens氏は次のように話す。
無人航空機は大きなポテンシャルを秘めていますが、関わっている全ての人が他の誰かを必要としていて、持ちつ持たれつの関係が大きいのが現状です。投資や政策決定に関する知識を提供することで、製造業者やオペレーター、政府機関がUCAの実現にこぎつけるようサポートしていきたいと考えています。
以下は研究アジェンダの一部だ。