ドローン市場が着実に成長している事は自明の通り、今後はどのようになって行くのだろうか?ドローンのリーディング企業であるDJIはすでに未来を見越している。つい先日DJIがPhantomXと題してコンセプト動画を公開した。そう遠くない未来にあるだろうドローンの姿がそこには語られている非常に素晴らしいものに仕上がっている。
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このコンセプト動画でフォーカスされているのは、未来型のデザインについてではなく、企業として未来のドローンはづなっているのか?という部分である。例えば、障害物を避け、自由飛行により目的物を追跡し、マルチアングルで撮影できるということが挙げられる。さらに、新たなドローンをアップルウォッチ、タブレットと同期させた結果、マルチアングル撮影機能がどのように活用されるのかが披露されている。
この動画には、Phantom Xを語る有名人たちが登場している。人気ドラマ「エージェント・オブ・シールド」の女優クロエ・ベネット、「ハウス・オブ・カード」のプロデューサーであるデイナ・ブルネッティ、PinterestやAdobeなど企業の重役などそうそうたる顔ぶれだ。
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女優ベネットは、指先が色付けされた手袋を身に付けている。「スカイペイント」機能により、彼女の指先の動きに連動したドローンが空をキャンバスに絵を描くのだ。
操縦や自分撮りのサポートができるドローンはすでに存在する。しかしマルチアングルカメラやスカイペイント機能のついたものならば、間違いなく新鮮だ。
このコンセプトがどれだけ現実的か、どのように創生するのか、現時点では明らかではない。しかし今、このコンセプト動画がCG効果により作られたのではないかと思えるほど、素晴らしく見えることは確かだ。