パナビジョンは、テレビ・フィルム制作向けのドローン空撮に特化するAerial MOBを、米国内で推奨する空撮サービスとすることを発表した。Aerial MOBは昨年、米国連邦航空局(FAA)がテレビ・映像制作向けにドローン使用を免除した6社の中の1社。アメリカ映画協会(Motion Picture Association of America:MPAA)が6社を取りまとめFAAに対して規定の例外適用を申請したもの。
- Advertisement -
このFAAおよびMPAAからお墨付きのAerial MOBのドローンに、パナビジョンのカメラシステムを実装して空撮支援を展開する。パナビジョンでは、従来のようなヘリ空撮と比べ、制作コスト削減に貢献できるとしている。パナビジョンのクライアントは、プロジェクトで空撮を必要とする場合にAerial MOBのドローン使用を強いられるというわけではない。Aerial MOBドローンで空撮を行った最近のテレビ番組には、CBSの「スーパーガール」やABCの新番組「クリミナル・マインドFBI行動分析課:国境を越えて」などが揃う。
Aerial MOBのドローンシステム。MōVI M15スタビライザー、Panavision Primoレンズを実装したARRI ALEXA MiniおよびRED DRAGONシネマカメラがマウントされたモデル
- Advertisement -
(山下香欧)