image form PatentYogi
- Advertisement -
一般的にドローンの長時間飛行は難しいとされている。それは、燃料補給または充電を行う必要があるためだ。これまでも有線給電などで補う方法もあったが、それに変わる方法を米ボーイング社が発表した。
米ボーイング社は空中で充電することのできる自律ドローンを発表し、6月上旬に同技術で特許を取得した(特許申請は2013年3月)。理論上は一度も着陸することなく永遠に飛び続けることが可能となった。充電はドローンから伸びる巻取り可能なケーブルを用いて地上の電源装置から行われ、充電が完了した段階で自動的にケーブルが外れる仕組みになっている。
なお電源装置は海中や移動中の自動車にも設置することもできるという。同技術の開発を更に進めるかについてボーイング社は明確にしていないが、いずれドローンが配達サービスを代行するとなれば不可欠な技術となることは間違いないであろう。充電方法や一度の充電にかかる時間など課題は残るが、早急な実用化を期待したい。