株式会社システムファイブは、産業用ドローン(無人飛行機・マルチコプター)開発大手の株式会社ケイアンドエスと業務提携契約を締結し、産業用ドローン市場への参入を発表した。今後、両社は「PRODRONE(プロドローン)」ブランドを展開し、産業用ドローンの販売およびサービス提供を開始するとしている。また、2014年11月19日(水)~11月21日の期間中、千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2014」にブースを出展する(ホール4/ブース番号4408)。ブースでは、各種ドローンの実機展示や事例映像の上映が行われるほか、専任スタッフによる導入相談、カスタマイズ相談なども受け付ける。
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写真左:
株式会社ケイアンドエス 代表取締役社長 菅木紀代一氏
写真右:
株式会社システムファイブ 代表取締役社長 河野雅一氏
「PRODRONE」ブランドでの販売に際しては、安全を最大限に確保するために、販売先は一定の基準をクリアした法人に限定し、管理者への一定期間の飛行、安全に関する講習の受講、飛行ログの徹底、損害賠償責任保険への加入、飛行ログに基づく定期保守メンテナンス契約の締結など、様々な安全対策を徹底した上でサービスを提供する。販売する機体は全てケイアンドエスによる高度な技術を用いた中型クラス以上の産業用ドローンとし、各顧客の使用目的に対応したフルカスタマイズ仕様にて提供するという。
近年、ドローンの利用はこれまでの農地の農薬散布を目的とした農業用途や土地測量、航空写真の撮影用途の他に災害現場での監視・捜索用途、物資輸送用途、建設・土木工事における検査用途にも拡大していることから、両社では映像制作業界以外の業界にも積極的に販売を行っていくという。