フランスの老舗ドローンメーカー・Parrotが販売する「ANAFI USA」「ANAFI UKR」などに対応し、バッテリー駆動により4時間飛行可能だ。また、外部電源と接続し機体に連続して給電することも可能で、バッテリーよりも長時間にわたって運用できる。イベントなどでの上空監視や、防犯、警備といったシーンで活用が提案されていた。


ブースにはANAFI UKRも展示されていた。同機の外観上のアクセントになっているのが、機体からはみ出した「XLRスマートバッテリー」だ。高密度リチウムイオンタイプで、容量は20,200mAh。最大飛行時間70分、最大距離40kmを誇る。飛行時間、距離ともに同機に用意されているスタンダードスマートバッテリーよりも2倍ほど性能が優れいてる。


"UKR"という機体名が示す通りウクライナにおける使用実績や現地のパイロットの声を反映して開発・機能更新が行われており、その一環として、電波妨害(ジャミング)対策に低い周波数帯を使用した通信維持機能を搭載している。5Gなど高周波数帯を使用中に妨害されても、低周波数へ切り替えることで操作信号を維持し、機体を確実に元の場所へ帰還させることが可能となっている。
さらに、GPS電波が妨害される環境下でも、オフラインで取り込んだ地図データと機体カメラのリアルタイム映像を照合する光学ナビゲーション機能により、自機の位置を判断して安全に飛行できる。


製造元がフランスのメーカーである点も重要だ。セキュリティ上の懸念から特定国製のドローンの使用が制限されるなか、同機は欧州製で安心して運用できると評価されている。すでに日本国内の官公庁や政府機関への導入が進められているという。