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ヘリコプタータイプのドローン「SHADOW S3」
マルチローターや固定翼機が目立った会場の中で、ヘリコプタータイプのドローンとして目を引いたのがZhuhai Ziyan Unmanned Aerilal Vehicle(ズーイェン)の「SHADOW S3」だ。
従来のマルチコプタータイプだと飛行時間が短く、風に対しての耐久性が低い。本機はそれらの弱点を解決するために、ヘリコプタータイプを採用した。カタログスペックでは1時間40分の飛行が可能となっており、風速15m程度の強風にも対応できる。さらに、ホバリング性能にも長けており、飛行しなければ24時間はホバリングし続けられるという。
担当者は、次のようにコメントする。
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マルチローター機と違いローターが1機しかなく、弓状に反った形状により空気抵抗を減らすことができます。さらに尾翼に取り付けられたダクテッドファンも動力を生み出しており、これらの機能を組み合わせてバッテリーを節約することに成功しています。
機体本体の重さは7kg。尾翼、胴体、プロペラなどをバラして専用の箱に収納できるので、可搬性が高い。組み立てるのに工具が必要ないのも大きな特徴。
操縦はプロポでの操作をせず、アプリ上のマップでウェイポイントを組むことで飛行させる仕組みだ。
担当者は、次のようにコメントする。
サーモカメラを搭載しており、長時間飛行できるメリットを活かして、海上での遭難者の救援などに活用できます。