ソニー出身でカメラの開発などに携わっていたMike Kahn氏がCEOのAEE USA Technologyは、4枚機のMach4と6枚機のMach6を展示していた。AEEは、元々中国深圳のドローン企業で、コンシューマから公安警察まで幅広い分野のドローンを扱う企業だ。その中でアメリカにおいては独自成長を遂げている。
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Mach6の最大飛行時間は1時間ということで、悪天候にも強く、警察・消防などのPublic Safetyフィールドをメインターゲットとしているようだ。機体には3つのアクセサリーシューがあり、カメラと照明など用途に合わせていくつかのペイロードを選べるようになっている。
特徴的な機能として、ナイトカラーというスマホのナイトショットと同様の機能をビデオで実現していた。いくつかのイメージを違ったエクスポージャで取得し、それらを重ね合わせて解析することで夜間でも鮮明な映像を取得するとのこと。
「サーモセンサだけでは、そこに映った物体が遭難者のものか動物か、何かわからないが、ナイトカラーは特に照明などを当てることなく自然光の下で、これらをはっきりと鮮やかに見ることができます。これにより、遭難者の早期発見が可能になり、警察・消防活動に大きく貢献できます」
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とMike氏が説明してくれた。
また、地形に合わせて高度を自動調整できる山岳地帯での捜索活動に役立つオートパイロット機能も合わせて展示していた。