MAVIC 2 がいよいよ発表!
- Advertisement -
DJI新製品発表が8月23日ニューヨーク・ブルックリンの倉庫街で開催された。今回はMAVICシリーズの後継機種となるMAVIC 2が二機種アナウンスされた。DJI現機種の中で最新の技術を実装したMAVIC 2のプレゼンテーションにこれまでにない盛り上がりをみせ、名残り惜しいのか会場を去る人が少ない発表会となった。
大げさな表現ではあるがそれだけ今回の発表への期待の表れと言える。今回は、プレゼンテーションに登壇したDJI product communication leadを務めるMICHAEL OLDENBURG氏(以下:オルデンバーグ氏)にMAVIC 2とDJIのことを興奮冷めやらぬ会場で直接話を聞いてみた。
DJI MICHAEL OLDENBURG氏に聞く
–:今回の驚きはやはりハッセルブラットとのコラボレーションです。今回の経緯を教えてください。
- Advertisement -
オルデンバーグ氏:ハッセルブラッドとDJIは長年パートナー関係にあります。DJIはハッセルブラッドに投資もしていますし、それは今日ご紹介した MAVIC PRO のような新しいテクノロジーを共同開発するためでもあります。今後もこの様な展開はあるかと思います。
–:MAVIC PROとZoom、それぞれのターゲットを教えていただけますか?
どちらの機種もフォトグラファー、ビデオグラファーにとっては魅力的なドローンとして受け入れられるのでないでしょうか?PROは、1インチセンサー搭載で高精密な写真や映像が撮影できるかと思います。ハッセルブラッドと開発したカメラですので、そういう意味ではフォトグラファー向けかもしれません。
- Advertisement -
とはいいつつも10ビッドのビデオ収録可能ですからビデオグラファーにも使える機体です。Zoomはもちろん様々な映像撮影機能がありますし、スーパー高画質はフォトグラファーにとっても魅了的だと思います。PROとZoomも用途によって使い分けていただければと思います。
–:今回の発表会は、実は先月開催予定でした。今回1ヶ月後となった理由はどうしてでしょうか?
発表と同時販売というサプライズのためです!DJI史上、発表と同時に入手可能になることは初めての試みでしたから、念入りな準備が必要でした。延期したことで色々とご迷惑をおかけしました。
–:日本のドローン市場についてどう思われていますか?
非常に重要なマーケットとして考えていますし、実際にもそうですね。コンシューマー用と産業用、両分野で急速に伸びていますね。特に工業用では、DJIはコマツのために歴史上最大規模の1,000体の工事現場用ドローンの共同開発を行いました。この例に限らず日本は今後もドローンのキーマーケットになりそうですね。DRONE.jpさんも取材に来ていますしね(笑)。
おまけ
今回発表会に参加した人々に配布されたのがこのバックとタンブラーである。毎回凝ったノベルティを手渡されるのだが、今回は、なんとそれが収められていた箱が秀逸で、開けるたびにDJI製品の起動音がなる仕掛けとなっていた。こういう細部に凝るDJIに関心しつつニューヨークを後にした。
DRONE.jp編集部