44の企業と団体がブースを並べるドローンの祭典
ドローンの構成技術や実用事例を集めた国内最大のドローン展示会「第3回国際ドローン展」(主催:一般社団法人日本能率協会)が、2017年4月19日から3日間にわたって幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中だ。今年で3回目を迎えるこのドローンの展示会は、ドローンのハードウエアを中心に、パーツやソフト、サービスなど、40を超える企業や団体が出展している。
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3月に、同じく幕張メッセで開催された「Japan Drone 2017」(主催:一般社団法人日本UAS産業振興協議会:JUIDA)は、どちらかというと量産品としてのドローンの機体、ドローンを活用したサービス、そしてドローンの教育訓練といったジャンルの出展社・団体が多かった。特に今年はドローンの操縦技術、知識を教育する学校の展示が際立った内容だった。
一方国際ドローン展は、モーターやメカトロニクス、機械部品、EMC・ノイズ対策などの技術やハードを展示する「テクノフロンティア2017」と併催ということもあり、その中心はやはり、ドローンの機体や、その機体を構成するパーツ、ドローンを一部にしたソリューションといった、技術やハードとなっているのが特長だ。
そのため、わずか1ヶ月というインターバルで開催される「Japan Drone」と「国際ドローン展」は、どちらかというと前者がサービス、後者がハードやソリューションといった棲み分けができたかたちとなった今年の両展示会だ。ここでは、そんな国際ドローン展のブースを随時紹介していこう。