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自律制御型ロボットの研究開発、販売、コンサルティングを行っている自律制御システム研究所は、普及型量産機仕様のドローンMINI SURVEYOR(ミニサーベイヤー)シリーズのほか、多数の新型機を展示していた。中でも注目なのはN-ONE PRECISION AERIAL PHOTOGRAPHY。
橋梁下面の点検などを用途として開発されたこの新型機体は、いままでの非GPS環境における高度な自律飛行機能に加えて、レーザーセンサーによる距離測定でピントを合わせる高精度な撮影や、撮影した写真のピンぼけを自動判定するソフトウェアの提供など、徹底した点検の効率化を図れる。特にピンぼけを自動判定するソフトは、1秒辺り60枚撮影した写真の中からコントラストの強弱やガウス分析によりピンぼけしたものを自動検出、排除することができるとのこと。検査時の撮影枚数を考えると非常に便利な機能だ。

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ピンぼけ自動判定ソフト
また、直径600mmというDJI Phantomサイズの空撮クアッドコプター試作機MS-04S(ペイロード1kg)や、直径1000mmの自動航行も可能なヘキサコプター試作機MS-06X(ペイロード6kg)など、いままでのラインナップになかった分野にも進出。発売時期・価格はまだ未定とのことだが、それぞれ純国産の機体ということで一定量のニーズはあるのではないだろうか。

DJI PhantomサイズのMS-04S
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直径1000mmの産業汎用機体MS-06X