ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社は、ローデ・シュワルツがドローン対処(C-UAS)ソリューション「THORIS」をEurosatory 2026で発表したと明らかにした。THORISはドイツ国内で設計・開発された自律型のC-UASソリューションで、RF、レーダー、EO/IRセンサーを統合し、ドローンの探知・追尾・類別をリアルタイムで行う。
同システムは、RF探知、レーダー監視、EO/IRイメージングを融合し、単一の状況図を生成する階層型アーキテクチャを採用する。RFアンテナは無線操縦ドローンの類別を行い、レーダーは無線信号が弱い場合や存在しない場合でも距離、速度、方位の情報を提供する。EO/IRカメラは目視認と追尾を担う。
THORISは、RFジャミングや電子攻撃などの迎撃手段に情報を引き継げるほか、必要に応じて「THORISレーザー戦闘システム(LCS)」とも連携する。LCSはTRUMPF社製の高エネルギーレーザーを搭載し、近距離および頭上を通過する脅威への対処を想定する。
プラットフォーム非依存の設計も特徴で、小型の車両搭載パッケージから大規模な固定システムまで、任務要件に応じてセンサー数や処理能力を調整できる。最終的な意思決定に人間が関与するヒューマン・イン・ザ・ループも維持するという。