Terra Drone株式会社は5月19日、固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」の実戦環境下での運用をウクライナで始めたと公表した。出資先のウクライナ企業WinnyLab LLCを通じて展開するもので、広域防空向け固定翼迎撃ドローンの実用性検証や運用データの取得、今後の防衛市場展開につなげる狙いがある。
Terra A2は、広域監視や長距離飛行、長時間滞空を前提に設計した固定翼機。最大312km/hで飛行し、75kmの広域カバー能力と40分以上の飛行持続時間を備える。レーダーシステムとの連携を前提に、目標検知から追尾、迎撃までを一体で担う構成としている。
テラドローンは、すでに迎撃成功を確認しているロケット型迎撃ドローン「Terra A1」と組み合わせ、多層型防衛の構築も進める。今回の実運用で得る現場フィードバックをもとに、性能改善と運用最適化を続ける方針だ。