Terra Drone株式会社は、サウジアラビアの子会社Terra Drone Arabiaを通じ、世界最大級の総合エネルギー・化学企業が保有する石油・ガスパイプラインを対象としたドローン保安監視業務を受注したと発表した。実施エリアはサウジアラビア東部地域の管理区域内で、同社が技術パートナーとして単独で担う。
対象となるのは広域にわたるパイプラインで、平時の巡回に加え、異常発生時の迅速な状況把握や初動対応支援を想定する。高解像度カメラを搭載した長距離・長時間飛行対応のドローンを用い、定期パトロールによる巡回監視や異常の早期検知を行う。取得した映像データから、不法侵入や石油・ガス漏洩の兆候が疑われる箇所を抽出し、異常時の位置確認や報告にもつなげる。
本案件ではAIによる自動検知も導入し、安全上の違反や保安上の不審事項の検出精度向上を図る。受注金額は約4億600万円で、実施期間は1年間、開始時期は2027年1月期中を予定する。テラドローンは、中東地域での施設点検実績を生かし、サウジアラビアでの石油・ガス分野向けソリューション提供を強化する方針としている。