株式会社ドローンショー・ジャパンがスポンサーを務める高校生FPVドローンレーサー・山本悠貴選手(15歳)が、2025年11月23日に東京都で開催された「WTW(Wednesday Tokyo Whoopers)全国大会2025」において優勝した。
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予選1位通過から決勝優勝まで圧倒的なパフォーマンスを見せ、2024年大会に続く2連覇を果たし、ディフェンディングチャンピオンとしてその実力を証明した。
![[FPVドローンレース]高校生レーサー・山本悠貴選手がタイニードローンの「WTW全国大会2025」で2連覇達成!](https://drone.jp/wp-content/uploads/20251222_droneshow_NaPf6EaX.jpg)
大会概要
- 大会名:WTW(Wednesday Tokyo Whoopers)全国大会2025
- 開催日:2025年11月23日(日)
- 開催地:TUNNEL TOKYO
- 競技形式:室内FPVドローン「タイニードローン(Tiny Whoop)」によるスピードレース
- 大会規模:地区予選を全国26会場で開催/予選累計参加者:566名/全国大会本戦出場枠:64名
- 大会公式サイト
大会の特徴
WTW全国大会は、手のひらサイズの室内FPVドローン「タイニードローン(Tiny Whoop)」を使用した日本最高峰のドローンレースサーキットである。屋外競技とは異なり、機体が小さいため極めて繊細な操作が求められる。
![[FPVドローンレース]高校生レーサー・山本悠貴選手がタイニードローンの「WTW全国大会2025」で2連覇達成!](https://drone.jp/wp-content/uploads/20251222_droneshow_A7iSfrfs.jpg)
2025年に施行されたバンドプラン(アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別)変更により、日本では例の少ない4機同時飛行で開催され、スピード、精度、判断力を極限まで追求した戦いが展開された。
全国26会場で実施された地区予選を勝ち抜いた64名の精鋭が東京「TUNNEL TOKYO」での決勝に進出。日本中から選ばれたパイロットが最速の称号をかけて挑む、年間の集大成となる大会である。
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![[FPVドローンレース]高校生レーサー・山本悠貴選手がタイニードローンの「WTW全国大会2025」で2連覇達成!](https://drone.jp/wp-content/uploads/20251222_droneshow_ntU7StQK.jpg)
WTWについて
WTWは「Wednesday Tokyo Whoopers」の略称で、日本を代表するドローンコミュニティのひとつである。FPVドローンを中心に、空撮機やレース機まで幅広い分野で活動している。東京から始まり、現在は日本国内で30カ所近くの地域コミュニティ(WTW + 地域名)が展開されている。
WTW
主な活動内容
定期練習会、フライト会、体験会の実施、技術向上と交流の場を提供、初心者向け体験会の開催、最新技術や情報交換、FPVレース開催(Tiny Whoop)など
山本悠貴選手のコメント
選手本人のコメントはXへの投稿を参照されたし。
プロフィール
杉並区生まれ杉並区育ち。現在15歳の高校生ドローンレーサーとして、国内外で目覚ましい活躍を見せている。2024年に中国の杭州市で開催されたドローンレースの世界大会「FAI World Drone Racing Championship」では日本代表として出場し、日本代表チームとして世界3位を達成。WTW全国大会では優勝を果たした。
現在は世界最高峰のFAI World Drone Racing Championshipにおいて日本代表として活躍し、次世代のドローンレース界を牽引する存在として国際的にも注目されている。
また、ドローンを使った空撮にも取り組んでおり、独自の視点で風景や瞬間を映像に収める活動も行っている。
FPVドローンレースについて
FPVドローンレース(First Person View Drone Racing)は、操縦者がドローンに搭載されたカメラからの映像をゴーグルで見ながら、あたかも自分がドローンに乗っているかのような感覚で機体を操縦する最先端のモータースポーツである。「空のF1」とも呼ばれ、テクノロジーとスポーツが融合した次世代のエンターテイメントとして世界的に注目を集めている。
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競技の特徴
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最高速度
時速200km以上での超高速飛行 -
操縦方法
FPVゴーグルによる一人称視点での操縦 -
コース
3次元の複雑なコースを最短時間で駆け抜ける -
技術要素
卓越した操縦技術、瞬時の判断力、機体セッティング能力が必要 -
国際的な競技
世界選手権は国際航空連盟(FAI)が主催し、世界30ヶ国以上から100名を超えるトップパイロットが参加する正式な航空スポーツとして認定されている。日本でもジャパンドローンリーグ(JDL)を中心に競技が発展しており、10代から70代まで幅広い年齢層の選手が活躍している。