DRONE.jp
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: ソフトバンク、HAPS向け6セル対応の大容量のペイロードを開発、 上空からの5G通信に成功
Share
DRONE.jp
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2026 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

ソフトバンク、HAPS向け6セル対応の大容量のペイロードを開発、 上空からの5G通信に成功

サービスリンクとフィーダリンクを結合。HAPSの商用サービスでの実装に向けて広域で、かつ安定した通信を実証

2025年9月19日

ソフトバンク株式会社は、成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、以下:HAPS)向けの6セル対応大容量ペイロード(通信機器)を新たに開発し、上空からの5G(第5世代移動通信システム)通信の実証実験に成功したと発表した。新たに開発したペイロードは、HAPSとスマートフォンなどの携帯端末を結ぶ「サービスリンク」の装置と、HAPSとゲートウェイ(基地局と接続した地上局)を結ぶ「フィーダリンク」の装置を結合させたもの。

Contents
実証実験の背景実証実験の概要システム構成実証実験の結果

2025年6月、東京都の八丈島で実施した実証実験では、高度3,000mに滞空する軽飛行機に開発したペイロードを搭載し通信を中継することで、基地局と携帯端末間のエンド・ツー・エンドの5G通信と、6セルのフットプリント固定技術※1の実証に成功。これにより、ペイロードが上空から広域かつ安定した通信サービスを提供できることを確認した。

今後ソフトバンクは、この実証実験の結果を踏まえてペイロードの改良を進め、さらなる大容量化とHAPSの商用サービスでの実装を目指すとしている。

実証実験の背景

ソフトバンクは、HAPSによる直径最大200kmの通信エリア化と大容量通信の実現に向け、複数セル対応ペイロードの研究開発を推進。これまでに、サービスリンクアンテナであるシリンダーアンテナを活用し、フットプリント固定、エリア最適化、周波数共用などの要素技術を実証してきた。

HAPSのサービス運用には、サービスリンクとフィーダリンク両アンテナを結合して機体に搭載する必要がある。今回ソフトバンクは、6セル対応のサービスリンク/フィーダリンク結合構成ペイロードを新たに開発し、上空からの5G通信実証を行った。

なお、この実証実験の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に採択された研究課題「Beyond 5Gにおける超広域・大容量モバイルネットワークを実現するHAPS通信技術の研究開発」(JPJ012368C07701)の一環として実施された。

実証実験の概要

実証実験では、HAPSを想定した軽飛行機に今回開発した6セル対応ペイロードを搭載し、ゲートウェイと機体間のフィーダリンク(26GHz帯)、機体と携帯端末間のサービスリンク(1.7GHz帯)を中継させることで、基地局と携帯端末間のエンド・ツー・エンドの5G通信を実証。さらに、高度3,000mから地上に形成した6セルエリアでのフットプリント固定を検証した。

システム構成

今回の実証実験のシステム構成は、図1の通り。

  • 軽飛行機は八丈島上空を旋回しながら高度3,000mに滞空し、基地局と携帯端末間の上り/下り信号を中継
  • フィーダリンク装置は、ビームトラッキング、受信レベル補償※2、ドップラーシフト※3補正機能を搭載し、26GHz帯で6セル信号を無線中継
  • サービスリンク装置は、デジタルビームフォーミング制御によりフットプリント固定を行い、1.7GHz帯を利用。機体下部のサービスリンクアンテナ(シリンダーアンテナ)から、方位角60°ごとに構成された6セル円形エリアを形成

実証実験の結果

広域のフットプリント固定性能と遠方でのスループットを評価。通信エリア内で受信レベルを測定したところ、軽飛行機の旋回に伴い位置や姿勢が変化しても、最も受信電力が高いセルが60°ごとに切り替わることを確認。これは、各セルのエリアが地上に固定されていることを示す。

また、携帯端末でスループット測定を行った結果、旋回中心から15km地点で下り平均約33Mbpsを達成。通信エリア端においてもサービスリンク/フィーダリンク経由の5G通信が可能であることを確認した。この地点での機体仰角は約11°であり、HAPS高度20kmで半径100km地点の仰角と同等であるため、実運用時の周辺環境でも通信維持が可能との見通しを得た。

今後ソフトバンクは、今回の成果やノウハウを基にペイロード改良を進め、さらなる大容量化と商用サービス実装を目指す。

ソフトバンク、HAPS向け6セル対応の大容量のペイロードを開発、 上空からの5G通信に成功
図1:実証実験のシステム構成
ソフトバンク、HAPS向け6セル対応の大容量のペイロードを開発、 上空からの5G通信に成功
図2:実証実験で使用した軽飛行機とアンテナ
ソフトバンク、HAPS向け6セル対応の大容量のペイロードを開発、 上空からの5G通信に成功
図3:実証実験結果の一例(グリッドごとに最大受信電力のセルIDをプロットした図)

※1 フットプリント固定技術:HAPSの移動や姿勢の変化に応じて電波の向きを変え、地上セルの通信エリアを安定維持する技術

※2 受信レベル補償:飛行体の傾きや移動で変化する電波伝搬路に応じて受信レベルを一定に保つ制御

※3 ドップラーシフト:移動体の動きにより周波数がずれ、通信品質に影響を与える現象

ソフトバンク

TAGGED: HAPS, ソフトバンク, 宇宙
masuko 2025年9月19日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article NCC、ダッソー・システムズのクラウドを活用し、最先端の研究と技術を産業界へ展開 NCC、ダッソー・システムズのクラウドを活用し、最先端の研究と技術を産業界へ展開
Next Article Prodrone、水空合体ドローンのデモフライトをドローンサミットで実施 Prodrone、水空合体ドローンのデモフライトをドローンサミットで実施
- Advertisement -

最新ニュース

261030_Matternet_M3_topIMY9epgZ
MatternetとTransLogic、病院内の気送管とドローン配送を統合へ。医療物流の施設間輸送を自動化
ニュース 2026年10月30日
261030_QuantumSystems_topKgoFL9Fp
Quantum Systems、日本法人設立で無人機の国産サプライチェーン構築へ。日本の防衛・無人機ニーズを支援
ニュース 2026年10月30日
261030_ReachPower_tophKt2Lf0q
Reach Power、無線給電でドローンの10時間自律飛行に成功。機体が電力を自ら要求し、給電位置へ帰還
ニュース 2026年10月30日
261030_AirFree_topfERlNAJ7
eve autonomyとブリヂストン、レベル4の自動運転技術と次世代タイヤ「AirFree」の組み合わせによる価値検証を推進
ニュース 2026年10月30日
261030_saab-perform-advance-aew-flight_topA2WoPSeU
GA-ASIとSaab、MQ-9Bに早期警戒レーダー「LoyalEye」を搭載。複数目標の探知・追跡を飛行試験で実証
ニュース 2026年10月30日
- Advertisement -

関連記事

261016_NHK-JAXA_topMiX13QTk
ニュース

NHKとJAXAの「MMX」探査機が10/20打ち上げへ。8K・4Kスーパーハイビジョンカメラで火星衛星フォボス着陸を記録

2026年10月16日
260901_DJI-OsmoAction6_top2AKbLmoQ
ニュース

DJI Osmo Action 6、ロケットの打ち上げから回収までを1人称視点で記録。特別な改造なしで500℃の環境乗り越え帰還

2026年9月1日
260629_RohdeandSchwarz_topEMIuWnRb
ニュース

ローデ・シュワルツ、ILAにて次世代のドローン対処(C-UAV)、宇宙ソリューション、指向性通信システムを発表

2026年6月29日
SkyAlyne、カナダ空軍FAcTプログラム向けに航空機整備プラットフォームとしてIFSを選定
ニュース

SkyAlyne、カナダ空軍FAcTプログラム向けに航空機整備プラットフォームとしてIFSを選定

2026年2月5日
Previous Next

DRONE.jpとは

DRONE.jp(https://drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE.jp
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?