「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社の販売する「fufuly」(フフリー)が、国際的に権威のある米国のデザイン賞「シカゴ・グッドデザイン賞 2024」にてFurniture(家具)部門を受賞した。
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シカゴ・グッドデザイン賞(Chicago Good Design Awards)は、シカゴ・アテナイオン建築・デザイン博物館が主催し、世界中の工業デザイン、製品デザイン、グラフィックデザインを対象とする国際的デザイン賞である。2024年度は、56を超える国より数千件の応募があった中、「fufuly」が入賞を果たした。
受賞概要
- シカゴ・グッドデザイン賞 2024
- 受賞プロダクト:fufuly
- 部門:Furniture
- 受賞掲載ページ
「シカゴ・グッドデザイン賞 2024」とは?
同賞は、製品、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリアデザインから、ユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)、プロフェッショナルコンセプトまで、あらゆる分野のデザインの年間功績を称えるデザイン賞である。1950年の創設より75年もの歴史があり、「GOOD DESIGN®」は世界的に優れたデザインを示すマークとしても認知されている。
公式サイト:https://gooddesignawards.org/
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呼吸するクッション「fufuly」とは?
fufuly(フフリー)は、呼吸するように、ふくらんだり縮んだりするふしぎなクッション。
それは、ふれあっている仲間の呼吸につられる、生き物の性質をもとにした、 Deep Breathing Technologyという技術。
抱えて、ひと休み。呼吸をふかく、気持ちも、ゆっくりおだやかに。 ふぅっと。ひといき。

スイッチを入れて、抱きかかえる。
仕事や家事の合間など、すきま時間に、fufulyでゆっくり深呼吸。10分抱えるだけでいい。
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3つのモード(ワークモード、レストモード、スリープモード)から、自分にあう呼吸を、自由に選べる。
開発背景
長時間の前屈み姿勢や、コロナ禍のマスク生活など、現代人の呼吸は、いまだかつてないほど乱れています。呼吸の乱れによる身体の不調は年々、問題になっています。
すべての現代人に、かんたんに、呼吸を深くしてもらいたいという思いで、JT、博報堂、ユカイ工学がプロジェクトチームを発足。
東京大学大学院 新領域創成科学研究科の人間環境情報学分野の呼吸や休憩に関する研究を参考に、休憩時間をより豊かな気持ちで楽しむためのプロダクトを開発しました。
デザインのポイント
息をモチーフにした形と、澄んだ空気をイメージした白色で癒やしを与えるデザインです。
くびれのある有機的な形で、気分に合わせて様々な抱え方が楽しめます。
生き物を抱えているような感覚にさせる重さや、優しい手触りを追求しました。
