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ヤマハ発動機、フォーミュラEに初参戦! 電動化技術の最高峰に挑む

ヤマハ発動機は、英・ローラ/独・ABTとのタッグでフォーミュラEに参戦し、「エネルギーマネジメント技術」の進化を目指す

2024年11月28日

“電気自動車のF1″とも言われる市街地レース、FIAフォーミュラE世界選手権。その11年目のシーズンが、12月7日ブラジル・サンパウロで開幕する。

このレースが、今シーズンから同シリーズ戦にチャレンジする「ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム」の初陣となるという。

英日独の個性が結集したローラ・ヤマハABT

ヤマハ発動機Formula E開発グループリーダーである梅田泰宜氏は、次のようにコメントする。

オーガナイザーやライバルチームの皆さんからも、我われニューフェイスの参入は歓迎されていると感じています。イギリスの名門ローラと、F1やMotoGPなど世界の頂点で戦ってきた日本のヤマハ、そしてフォーミュラEでの豊富な経験を持つドイツのABT(アプト)というタッグに、ある種の敬意と注目をいただいているという印象です。周囲からの期待に、あらためて身が引き締まる思いです。

ヤマハ発動機は、電動パワートレインのマニュファクチャラーとして、モーターとインバーター、そしてギアボックスのパッケージの開発を担い、同チームに供給する。

フォーミュラEでは、全チームに同一のシャシー(車体)とタイヤの使用が義務付けられているため、パワートレインの性能や制御はチャンピオンシップにおいてもとりわけ大きなポイントの一つだ。

頂点で磨くエネルギーマネジメント技術

ヤマハ発動機 原氏(左)と梅田氏(右)

ヤマハ発動機 AM開発統括部長およびこのプロジェクトを統括する原隆氏は、次のようにコメントする。

フォーミュラEは、極めて厳しく繊細で、かつ高次元の世界です。厳格な各種制限の中で開発のスピード感も求められるこのチャレンジは、当社が目指す2050年カーボンニュートラルの実現に向けたブースターにもなるだろうと考えています。”なぜヤマハが四輪のレースに?”と尋ねられることも多いのですが、それこそが私たちが参戦する目的であり、モチベーションにもなっています。

フォーミュラEの”厳格な制限”――。それはバッテリーの容量にも見て取れる。たとえばF1やMotoGPでは、レース中は常にほぼフルパワーで戦うのに対し、フォーミュラEに搭載されるバッテリーはおよそ半分のエネルギーに制限されている。

つまり、「1」のレースを「0.5」のエネルギーで賄わなくては完走さえできないということだ。

原氏:だからこそ、エネルギーマネジメントの技術が勝負どころ。私たちの会社にとって高めていきたい技術領域の一つです。

開幕に先立ってスペインで行われたプレシーズンテストでは、ゼイン・マロニー選手が全体の13番手(22台中)のタイムを記録。

梅田氏:ここまで手応えも感じてはいますが、先行するライバルたちの本当の力は開幕戦までわかりません。私たちはシーズンを通して進化と成長を続け、できる限り早く表彰台を狙える位置まで進んでいきたい。

▶︎ヤマハ発動機

TAGGED: フォーミュラE, モビリティ, ヤマハ発動機
kawai 2024年11月28日
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