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GMはまた、キャデラックフォーミュラ1チームを「フルワークス」チーム(独自のF1車両とパワーユニットを製造する)へと導くF1パワーユニットも発表する予定だ。
キャデラックは2016年以来F1に参加する最初の新チームとなり、グリッド上で11番目のチームとなる予定だ。
F1で生み出される革新技術は、GMが進める次世代の輸送手段の実現に貢献し、先進的な電動化、パワートレイン、ソフトウェア、内燃機関技術を世界中の消費者に提供する助けとなる。また、F1チームの立ち上げは、キャデラックブランドを多様な国際的な観衆にアピールし、GMの技術力とデザイン能力を示す機会にもなる。
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GM社長のマーク・ロイス氏は次のようにコメントしている。
ロイス氏:F1はモータースポーツの頂点であり、革新と卓越性を追求する場です。General Motorsとキャデラックがこの世界最高峰のレーシングシリーズに参加できることを光栄に思います。私たちは情熱と誠実さをもって競技に臨み、世界中のレースファンのためにこのスポーツをさらに高めることに全力を尽くします。この舞台は、GMのエンジニアリングの専門性と技術的リーダーシップをこれまでにない新たなレベルで示す機会となります。
TWGグローバルのモータースポーツ部門CEOであるダン・タウリス氏は、次のようにコメントしている。
タウリス氏:General Motorsと提携し、フォーミュラ1にダイナミックな存在感をもたらすことに興奮しています。私たちはアメリカの革新を体現し、世界中のレースファンに忘れられない瞬間を提供する、世界クラスのチームを共に作り上げていきます。FIAとFOMが私たちの申請を支持し、この選手権にもたらす価値を認めてくれたことに感謝しています。
また、最後のアメリカ人F1チャンピオンであるマリオ・アンドレッティ氏が、チームのボードディレクターを務めることが決定した。
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アンドレッティ氏:私の初恋はフォーミュラ1でした。そして70年経った今も、F1パドックは私にとって幸せな場所であり続けています。キャデラック、フォーミュラ1、マーク・ウォルター、そしてダン・タウリスと共にいられることに胸が高鳴っています。この人生の段階でまだ関わることができるなんて、夢を見ているのではないかと自分をつねって確かめたくなります。
GMがF1参入を発表した2023年1月以来、キャデラック・フォーミュラ1チームは空力設計、シャシーと部品開発、ソフトウェア、車両ダイナミクスシミュレーションに取り組む経験豊富なチームを結成した。現在、インディアナ州フィッシャーズ、ノースカロライナ州シャーロット、ミシガン州ウォーレン、イングランドのシルバーストンに拠点を構えている。
GMは過去数十年にわたり、3,000以上の勝利と100以上のドライバーおよびマニュファクチャラーのモータースポーツ選手権タイトルを獲得し、高性能パワートレインの開発で豊富な歴史を築いてきた。
加えて、キャデラックF1と提携するGMのほか、TWGグローバルはアンドレッティ・グローバル、ウェイン・テイラー・レーシング、スパイア・モータースポーツを所有および運営している。