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背景と目的
垂直離着陸が可能なeVTOL(空飛ぶクルマ)は、世界各国で開発が進められており、現在、試験・認証プロセスに入っており、2026年以降の運航開始が見込まれている。
日本においても、効率的な都市部での移動、地方や離島へのアクセス、災害時の対応への有効な交通手段として期待されている。エアモビリティとしても、これらのニーズに加えて緊急医療搬送をはじめとする社会受容性の高い分野から展開していきたいと考えているという。
こうした利用を実現するためには、各機体メーカーの開発状況や機体性能を確認した上で、さまざまなユースケースに適した機体を選定、確保することは極めて重要だ。Lilium社の機体は、初期ユースケースとして緊急医療搬送等での活用が期待されている。
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エアモビリティは、Lilium社の開発体制、機体性能、進捗状況を総合的に検討した結果、同社とパートナーシップ契約を締結し、同社機体の日本市場およびAPAC市場での展開に向けての取り組みを進めることとした。
Lilium GmbH CEO Klaus Roewe氏は次のようにコメントしている。
Roewe氏:日本市場のニーズを理解し、この地域での航行をサポートする関係者ネットワークを持っているエアモビリティ株式会社と提携できることをうれしく思います。
エアモビリティ株式会社 代表取締役社長&CEO 浅井尚氏は次のようにコメントしている。
浅井氏:ミュンヘンにあるLilium社を訪問させて頂き、経験豊富な専任メンバーによる取組と着実な開発状況を理解しました。日本のドクターヘリ運航者、整備会社等、エアモビリティ社と提携関係にある各社は、Lilium機体に対するサポートを提供できると考えています。日本での初飛行を楽しみにしています。