背景
プロトは、次の時代のあるべき姿を模索する中で、二輪業界に携わる同社にとっても地球温暖化をはじめとする環境問題への対応は見過ごせない課題だった。そして、モビリティの電動化に着目した我々は2017年よりe-Bike(電動アシスト自転車)事業を開始。2020年には新たに「電動スクーター事業」を立ち上げた。この電動スクーター事業では、電動モビリティメーカーGocciaのGEV600を改良開発し日本市場へ導入した。
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この事業最大の目的は「環境に優しい電動スクーターを初めて市場に定着化させること」。GEV600は、ガソリンスクーター同等の価格、プロトが持つオートバイ販売店ネットワークを活用したメンテナンス体制、通勤・通学など日常使いを意識した性能の追求などが評価されたという。累計で2500台以上を販売した。
今回発売するPEV600は、プロトのオリジナル電動スクーターだ。保安基準に適合した車両として認められ型式認定を取得。国や一部自治体が用意する購入支援補助金制度の対象車となり、より手の届きやすい商品になったとしている。
PEV600の特長
長く走れる 1充電走行距離70km
充電走行距離は30km/h定地走行、乗員50kg、バッテリー新品、気温15℃、無風の条件下、ECOモードでの同社テスト数値。ユーザーの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。
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シンプルな構造でエコ&クリーン
構造がシンプルで静穏性にも優れたリアハブモーターを採用。トランスミッションやチェーン(ベルト)等もなくで、メンテンスにかかる手間や費用が抑えられえる。油汚れの心配も不要。
クラス最軽量級モビリティ
どなたにも扱いやすい「クラス最軽量級」56kgの軽量&コンパクトな車体を実現。また、大径14インチタイヤを採用し軽量で取り回しやすいにも関わらず走行時の安定性が高いのも特徴。
パワフルな走り
定格600W/最大1300Wの出力で坂道もグイグイ進む。様々な環境でテストを重ねつくりあげたモーターやバッテリーの制御プログラムで、バッテリーが減ってもパワーが持続する。
購入支援補助金でさらに手が届きやすく
PEV600は環境・エネルギー性能に優れた自動車として認められ、購入支援補助金の対象車になりました。CEV補助金として21,000円を受け取ることができる。また、自治体ごとに独自で運営する補助金制度もあり、例えば東京都だとさらに65,000円の補助を受けることができる。
特長
- デザインアイコンのLEDライト
デイランニングランプが特徴的なLEDヘッドライトはミニマルデザインが際立つ - バッテリーはシート下に格納
大容量リチウムイオンバッテリーを採用。大きな持ち手で持ち運びもラクラク。家庭用100Vコンセントから充電でき、バッテリー単体でも車載状態でも充電可能。
- いつでもパワフル
テスト走行を重ね整えた通勤・通学など日常の短距離移動に最適な制御プログラム。バッテリー残量が減っても力強さをキープし、坂道もグイグイ登る。 - 見やすいディスプレイ
速度やバッテリー残量など必要な情報を走行中でも視認しやすいデザインとなっている。走行モードはECO/POWERの2モード。アラーム&リアタイヤロックによる盗難防止セキュリティも標準装備している。
- USB端子を装備
スマートフォンなどに給電できるUSB端子(1A)を標準装備。車両の電源ON/OFFはスマートキーと物理ボタンで行う。
- 普通自動車免許で乗れる
PEV600は第一種電動機付自転車なので普通自動車免許で運転可能。電動によるガソリン電気のコスト差に加え保険や税金の額も低く、維持費を抑えることができる。
スペック
車両区分 | 第一種原動機付自転車 |
車両寸法 | 1720×710×1050mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 56kg |
出力(定格/最大) | 600W×1300W |
最高速度 | 50km/h |
積載重量 | 150kg(乗員含む) |
1充電走行距離 | 70km |
乗車定員 | 1名 |
モーター | 48V×600W |
バッテリー種類/重量 | リチウムイオンバッテリー/7.4kg |
バッテリー電圧/容量 | 48V/20Ah |
充電時間 | 6-8時間 |
タイヤサイズ | 2.25-14 |
制動装置形式 | 前:ディスクブレーキ、後:ドラムブレーキ |
カラー | オレンジ/グリーン/ライトブルー/ホワイト/ブラック |
製造国 | 中国 |