10年以上におよぶバッテリー研究と開発をもとに生み出されたこの2台のポータブル電源は、わずか70分で完全充電でき、DJIドローンバッテリーの急速充電に対応、そして一般的な家電の充電ニーズを満たすという。希望小売価格は以下のとおり。
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- DJI Power 1000:税込114,400円
- DJI Power 500:税込58,300円
DJI Power 1000は、バッテリー容量1024Wh、重量13kg、DJI Power 500は、バッテリー容量512Wh、重量7.3kgとなっており、それぞれ、最大出力電力は2000 Wと1000 Wを実現。どちらも70分で完全充電でき、急ぎの場合は、バッテリー残量80%までなら、わずか50分で充電できる。
キャンプ&ロードトリップ | コンテンツ制作 | 家庭用バックアップ電源 |
携帯電話 Power 1000:約57回分 Power 500:約28回分 |
デジタルカメラ Power 1000:約59回分 Power 500:約28回分 |
Wi-Fiルーター Power 1000:約76.8時間 |
キャンプ用ライト Power 1000:約32回分 Power 500:約16回分 |
ノートパソコン Power 1000:約9回分 Power 500:約4回分 |
電子レンジ Power 1000:約1.3時間 |
車載冷蔵庫 Power 1000:約19時間 Power 500:約9.7時間 |
ドローン Power 1000:12回分 Power 500:約6回分 |
ランプ Power 1000:約92時間 |
約30分で飛行を再開
別売の充電ケーブルを使用すると、DJI Power SDC超急速充電機能を使用して特定のDJIドローンのバッテリーを急速充電でき、約30分で10%から95%まで充電して再度飛行できる。ドローンバッテリーを3つ、DJI Powerポータブル電源を1台持っていけば、クリエイターは1日中、飛行や撮影を楽しむことができ、充電切れのせいで制作が中断する心配はない。
家庭用電源、太陽光、車両など、選べる充電方法
ポータブル電源を充電する時、ユーザーは、自分に合った方法を選ぶことができる。外出中でも自宅でも、以下の方法から最適な充電方法を選択できる。
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Power 1000 | Power 500 | |
家庭用電源 | 1200W 急速充電モードと600W 標準充電モードの両方に対応 | 540W 急速充電モードと270W 標準充電モードの両方に対応 |
太陽光 | DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)もしくはDJI Power 車内電源ソケット – SDC 電源ケーブルを使用して、ソーラーパネルに接続。スマートなアルゴリズムにより、生じる電圧をリアルタイムでモニタリングし、ソーラーパネルを使って、最適化された方法で効率的にPower 1000/500を充電 | |
車両 | DJI Power 車内電源ソケット – SDC 電源ケーブル(12V/24V)を使用して、DJI Power 1000/500を完全充電 | |
USB-C | 2つの140W USB-C出力ポートを搭載し、合計出力電力は最大280 W | 2つの100W 双方向USB-Cポートは、合計入力電力200 Wに対応し、Power 500を約3時間で充電 |
家庭用電源を使って充電する時、両製品の最速の充電時間は、完全充電までが70分、バッテリー残量80%までが50分。
安全性を第一に
本体の構造やバッテリーセルの材料、そしてシステムソフトウェアに至るまで、安全性を第一に設計している。DJI Power 1000/500は、スイスが本拠地の第三者認証機関SGSの26種類の製品試験認証を取得。さらに、インテリジェント バッテリー管理システムは、最大充電サイクル数3000回に対応するLFP電池、バッテリー寿命10年、温度センサー、ヒューズや難燃性のある高強度素材の使用などの特徴を備え、安心して使用できる。
停電時でも、問題なし
電化製品が、電源の入ったDJI Power 1000/500にAC出力ポート経由で接続され、両方ともに電力が供給されている場合、DJI Power 1000/500はデフォルトでUPS(無停電電源装置)モードに入る。すなわち、急な停電が起きた場合でも、DJI Power 1000/500は、0.02秒以内に、接続しているデバイスへ給電を開始できる。
静音動作・機能
Power 1000を充電中でも、Power 1000のノイズレベルは23 dBで1、ほとんどの家庭用冷蔵庫よりも静かだという。騒音がほとんどない環境でも、動作音が邪魔にならない。
どちらのデバイスも、急速充電プロトコル(Power 1000:PD 3.1、Power 500:PD 3.0)に対応し、効率的な出力を実現。Power 500に搭載された2つの100W双方向USB-Cポートは、カメラやスマートフォン、ノートパソコンなど異なる2つのデバイスにそれぞれ電力を供給できる。より大容量の電力を必要とする場合は、Power 1000の2個の140W USB-C出力ポートを使って、主要ブランドのパワフルなパソコンを急速充電できる。
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豊富なアクセサリー
Power 1000/500に搭載された複数のポートは、汎用性に優れ、様々な種類のソーラーパネル、電源ケーブル、アダプターに接続できる。どこにいても、何をしていても、Power 1000/500があれば、常に電源を確保できる。
- DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)
1枚〜3枚のソーラーパネルに接続して、太陽光でDJI Power 1000/500を充電 - DJI Power 車内電源ソケット – SDC 電源ケーブル(12V/24V)
カーチャージャー経由でDJI Power 1000/500を充電したり、ソーラーパネルに接続して、ソーラーパネル経由で充電したりできる - Zignes 120W ソーラーパネル(北米以外)/Zignes 100W ソーラーパネル(北米のみ)
DJI Power 1000/500は、DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)を使用して、太陽光で充電できる - DJI Power SDC – Matrice 30シリーズ 急速充電ケーブル
230 Wの急速充電に対応し、Matrice 30のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約32分かかる - DJI Power SDC – DJI Air 3 急速充電ケーブル
125 Wの急速充電に対応し、Air 3のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約30分かかる - DJI Power SDC – DJI Mavic 3シリーズ 急速充電ケーブル
150 Wの急速充電に対応し、Mavic 3シリーズのバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約32分かかる - DJI Power SDC – DJI Inspire 3 急速充電ケーブル
200 Wの急速充電に対応し、Inspire 3のバッテリーを10%から95%まで充電する場合、約28分かかる - DJI Power SDC – XT60 電源ケーブル(12V)
このケーブルを使用すると、DJI Power 1000/500は12V DC出力を行うことができ、模型航空機などのバッテリーのバランス充電器やFPVドローン、もしくはXT60コネクターを搭載したデバイスに接続できる - DJI Power SDC – 車用デバイス充電プラグ 電源ケーブル(12V)
このケーブルを使用すると、車載冷蔵庫など、車用デバイス充電プラグを備えた車載用デバイスに接続できる - DJI Power 1000 保護収納ケース
ポータブル電源を衝突やほこりから保護し、ポータブル電源の持ち運びの利便性が向上
製品比較
DJI POWER 1000 | DJI POWER 500 |
---|---|
容量 1024 Wh |
容量 512 Wh |
ACポート 最大出力 電力2000 W |
ACポート 最大出力 電力1000 W |
重量 約13 kg |
約7.3 kg 重量 |
サイズ 448×225×230 mm(長さ×幅×高さ) |
サイズ 305×207×177 mm(長さ×幅×高さ) |
電池の種類 LFP電池 |
電池の種類 LFP電池 |
充電タイプ 家庭用電源 車内電源 太陽光発電 |
充電タイプ 家庭用電源 車内電源 太陽光発電 USB-Cからの充電 |
搭載ポート数 140W USB-Cポート × 2 24W USB-Aポート × 2 SDCポート × 1 SDC Liteポート × 1 AC出力ポート × 2 AC入力ポート × 1 |
搭載ポート数 100W 双方向USB-Cポート × 2 24W USB-Aポート × 2 SDC Liteポート × 1 AC出力ポート × 2 AC入力ポート × 1 |
最大出力電力 140 W USB-Cポート |
最大出力電力 100 W USB-Cポート |
最大ソーラーパネル数 6 |
最大ソーラーパネル数 3 |
DJI Power 1000仕様
モデル | DYM1000L/DYM1000H |
容量 | 1024 Wh |
正味重量 | 約13 kg |
サイズ | 448×225×230 mm(長さ×幅×高さ) |
ポート数 | AC出力 × 2 USB-C × 2 USB-A × 2 SDC × 1 SDC Lite × 1 AC入力 × 1 |
最大動作高度 | 3000 m |
AC出力 | DYM1000L: AC 100-120 V、50/60 Hz、最大連続出力:2200 W DYM1000H: 220-240 V、50/60 Hz、最大連続出力: 2200 W 最大連続出力電力は、製品のバッテリー残量が20%以上の時に利用可能です。AC出力データは、国や地域によって異なります。 |
AC出力(バイパスモード) | DYM1000L: AC 100〜120 V、12 A、1440 W DYM1000H: AC 220〜240 V、10 A、2200 W |
USB-A出力 | 5 V、3 A 9 V、2 A 12 V、2 A 最大出力電力(チャンネル毎):24 W |
USB-C出力 | 5 V、5 A 9 V、5 A 12 V、5 A 15 V、5 A 20 V、5 A 28 V、5 A (EPR) 最大出力電力(チャンネル毎):140 W* * USB-Cポートは140 Wの最大出力に対応しています。充電するデバイスがPD 3.1プロトコルに対応し、EPR(拡張電力域)の仕様に合致したUSBケーブルを使用する必要があります。 |
SDC & SDC Lite出力 | SDC:9〜27 V、最大電流:10 A、最大出力電力:240 W SDC Lite:9〜27 V、最大電流:10 A、最大出力電力:240 W SDCポートとSDC Liteポートの両方が拡張アクセサリーに対応しています。 |
AC入力 | DYM1000L: AC 100〜120 V、1200 W(充電)、1440 W(バイパスモード) DYM1000H: AC 220〜240 V、1200 W(充電)、2200 W(バイパスモード) |
SDC & SDC Lite入力 | SDC:DC 32〜58.4 V、最大400 W、8 A SDC Lite:DC 32〜58.4 V、最大400 W、8 A SDCポートとSDC Liteポートの両方が拡張アクセサリーに対応しています。 |
電池の種類 | LFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池) |
サイクル回数 | 3000サイクル以降は、80%以上のバッテリー容量を維持します。 25℃の室温環境下で、600 W 標準充電モードで充電し、1000 Wの出力時に測定した値です。 |
電力供給温度 | -10℃~45℃ |
充電温度範囲 | 0℃~45℃ |
保管環境温度 | -10℃~45℃ |