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本覚書により、川崎重工の建設機械分野でのネットワークや高圧水素ガスバルブにおける開発・製造の経験と、シンビオの自動車向け燃料電池のノウハウを活用して、建設機械を含むモビリティ向け燃料電池
システムの開発を目指すという。
また、建設機械や潜在顧客が計画するさまざまなモビリティソリューションなど、自動車以外の分野での燃料電池システムの応用も検討する。 双方の豊富な経験と技術により、効率的で低炭素な燃料電池システムの開発を進めるとしている。
川崎重工は、1960年代に国産初の油圧ショベル用油圧機器を開発・納入して以来、多くの建設機械メーカーに建設機械用油圧製品が採用されている。更に近年では、燃料電池車用高圧水素ガスバルブを開発し、産業車両メーカーや海外大手自動車メーカー向けに量産を実現した。
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シンビオは、燃料電池システム開発における30年以上の経験と、主要な自動車OEMへの燃料電池システムの供給実績があり、小型車、商用中型車、大型車およびその他のモビリティ用途向けの水素燃料電池システムのリーディングカンパニーだ。
今後両社は、本覚書により水素事業への取り組みをさらに加速し、世界のカーボンニュートラル目標の達成と持続可能な未来に向けた世界の脱炭素化に貢献していくとしている。