実証実験の概要
地域の理解を得て水路上空をS:Roadに登録、実際に広範囲な水路点検を実施し、雨季前の状況(平常時)を撮影し、大雨などの災害が発生した時の状況と比較できるように撮影を実施。また水路周辺の高低差撮影も実施した。
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開催日
- (1)日時:2023年5月25日(木)10時
- (2)場所:小城市役所 排水機場・新村排水機場付近から芦刈地区
- (3)使用機体:DJI Matrice 300 RTK
水路データ解析
取得した水路撮影データを元に平常時の状況を把握し、今回の飛行ルートと同様のルート飛行により、災害時との比較を行うことができる。高低差も把握することができるため、災害時の水流や被害などを想定することに役立てることが可能。
今後のドローン活用
今回、芦刈地区に網羅されたドローン空路を飛行させることにより、雨季前の水路・道路の状況を撮影し、もしも被災した場合でも比較可能なデータを取得し減災に役立てるための実証実験を行った。
ただし、作業員による現行の点検作業を全てドローンに置き換えることは一概には容易ではないという。今後、各施設の管理作業の内容と頻度、常時および災害時の対応を洗い出し、どの作業についてドローンをどのように利用するか、またどの作業を引き続き作業員が視覚により行うべきか、検討を進めていくとしている。