「TDOT 7 NIR-S」は、ドローン搭載用レーザースキャンシステム「TDOT」と最大秒間2,400,000パルス、400ラインの驚異的な性能を持つRIEGL社製「VUX120-23」を統合したという。
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それによりTDOTシリーズの特徴である高性能GNSS/INS航法システムを活かし、フライトからデータ出力までのシームレスなプロセスを実現できる。
TDOTが誇る高性能GNSS/INS航法システムを搭載
IMU(慣性計測装置)等を用いたINS(慣性航法システム)とGNSS測位の互いの長所を活かすGNSS/INS複合航法により、高精度でドローンの位置・姿勢・方位データを計測する。
このTODTシリーズのGNSS/INS航法システムは、1秒間に数百万点というレーザー照射をしながらも、数cm級の高精度測量を実現するスペックを備えている。
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リーグル社製、超高速レーザーユニット「VUX120-23」
VUX120-23は、最大秒間2,400,000パルス、400ラインのスキャンスピードと100°のFOV(視野角)を有している。
従来よりも早い航行スピードでスキャンを実施できるうえに、ビームは直下、前方+10°、後方-10°の3つの方向に連続して照射される。
これにより、建物・構造物の鉛直面、あるいは切立った急崖から成る幅の狭い谷地形のような、これまでのレーザー測量が苦手とする対象物に対しても、構造全体を捉える測量データの取得を可能になる。
可視光カメラとサーモグラフィカメラを搭載したオプションのカメラユニット
可視光カメラとサーモグラフィカメラを搭載したユニットをオプションで用意。
可視光カメラでオルソ画像を生成。また点群データにカラー情報を付加することができる。
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サーモグラフィカメラでは、温度情報を点群データに付加することが可能。