株式会社日立製作所、損害保険ジャパン株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/3次元空間情報基盤に関する研究開発」において、「3次元空間情報基盤活用による自律移動ロボット普及に向けた実証実験」というテーマで採択された。
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同プロジェクトは、超スマート社会の実現に必要なデータの連携・共有する仕組みを設計する推進機関「DADC」が、空間IDおよび3次元空間情報基盤のアーキテクチャに基づき、ドローンの自律運行を管理するシステムのプロトタイプを研究・開発。
「送電設備点検」「橋梁点検」「物資輸送」の3つのユースケースで実証実験を実施する。3次元空間情報基盤を活用することで、ドローンの運行に関わる情報の統合的な管理を可能にし、安全で高効率な飛行が期待できる。
3次元空間情報基盤と同プロジェクトで開発する運行管理システムを連接したビジネスモデルの経済価値について検証。ユースケースごとにリスクアセスメントを実施し、結果をもとに運行管理システムと連携したドローン事業者向けの損害保険スキームを検討するとしている。