ハードウェアからクラウドのソフトウェアまでワンストップで提供するエアロセンス。
先日国産ドローン初のPPK(後処理キネマティック)対応機体をリリースした同社ブースは、来場者も測量関係者が多く、手応えのある展示となったようだ。
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エアロセンスのソリューションは測量に強みを持つ。
GNSS衛星電波受信機内蔵の対空標識「エアロボマーカー」を使えば、ドローンによる測量で設置作業がたいへんな対空標識の代替として利用でき、同社クラウドサービスと併用することでGNSS測位精度約1cmの高精度を誇る。
来場客にも評判は良いそうで、ドローンで測量を始めたユーザーが感じる"手間がかかる"部分を解消できる。
エアロボPPKは2周波GNSS受信機を搭載し、精度の高い測位情報を衛星から直接取得できるため評定点としての対空標識の設置をする必要がない。
検証点は2点以上の設置を推奨しているが、エアロボマーカーを使えば大幅な省力化につなげることができる。
また、会期中22日は農薬散布機体&ソリューションを提供するナイルワークスとの協業も発表。
エアロボウィング+マルチスペクトルカメラを使った広範囲の圃場の作物の状態をセンシング。
航続距離50kmが可能なエアロボウィングの特性を活かして、北海道や東北地方で多くのユーザーを抱えるナイルワークスと、農業におけるセンシングデータ利活用ソリューションの開発を進めるという。
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今後は、東南アジアなどの海外にも展開していきたいと意気込むエアロセンス。Made in Japan と独自のワンストップソリューションを武器に躍進が期待される。