ドローンの進化とともに空撮も今では映像制作において重要な要素になっている。さらにカメラの高精細小型化によってFPVマイクロドローンでの空撮も見かけるようになってきた。しかしより良い画を実現するためにはシネマカメラでという声もある。
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RED社のKOMODOを実装したFPVドローンがある。それが、Moneyshot Cinema社のMONEY SHOT MINIだ。同社はアメリカテキサス州にあるFPV専門の企業だ。
空撮ドローンとFPVの大きな違いは、ドローン本体に直付けされたシネマカメラがゆったりではなく、ダイナミックな動きとスピードで撮影できることだろうか。
上記サンプル動画では、街中のビルギリギリに上昇し壁走りし、そこからトンネルの狭小なエリアを飛行する。このショットはいろいろな撮影方法が考えられるが、ドローンが適している。しかし、もしこれがモトクレーンやロシアンアームなどの特機で撮影された場合、1回の長回しで成功する確率は低い。
また、ヘリコプター空撮の場合は、コストは高く、その動きをトンネルの中まで続けて被写体を追うことはできない。一度でこの撮影を効率よく行うには、消去法でドローンが唯一のオプションであることは言うまでもない。
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ちなみにDJI Mavic Air 2は約590gのペイロードだ。しかしながらシネマカメラとなると約3kgとなるため、通常のドローンには搭載は不可能だが、クオリティーは間違いない。このペイロードを担保できるのがMONEY SHOT MINIと言うことだ。価格は約51万円となる。FPVシネマドローンは同社のサイトから購入可能だ。