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ソフトバンクと双葉電子、LTEとセンチメートル級高精度測位対応の産業向けドローン共同開発

2020年12月24日

ソフトバンク株式会社と双葉電子工業株式会社(以下:双葉電子)は、橋梁や鉄塔、建設現場などでの点検をはじめ、測量や災害支援などに活用できる産業向けドローンの共同開発を2020年9月から開始し、機体のプロトタイプを製作したことを発表した。

同ドローンは、双葉電子の産業用ドローンをベースに、LTE対応の通信モジュールを搭載しているほか、RTK測位により誤差数センチメートルの測位ができるソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」に対応している。

「ichimill」サービスイメージ

LTEの利用により、ドローンを遠隔地から飛行制御できるほか、撮影した画像や映像をリアルタイムに送信することが可能。また、ichimillを活用することで、誤差数センチメートルの精度で飛行制御でき、空撮した画像の位置情報も高精度化する。

今後両社は、ドローンの機能改良を進めるために、2020年度から21年度にかけて実証実験を行い、ソフトバンクの法人向けドローンサービス「SoraSolution(ソラソリューション)」のサービスラインアップに追加する予定だという。また、機体側でAIによる解析を行うことで、GPSなどの測位衛星の信号が届かない環境でも完全自動飛行ができるドローンの実現や、5Gの実装も視野に入れて研究開発を進めていくとしている。

■産業向けドローンの特長

1.画像や映像のリアルタイムな送信が可能
LTE対応の通信モジュールを搭載しているため、空撮した画像や映像をリアルタイムにクラウドへ送信することが可能。また、機体のテレメトリー情報(機体の位置情報やバッテリー残量など)もリアルタイムに送信できる。

2.飛行時の機体の安定性が向上
LTEの利用により、ドローンを遠隔地から飛行制御することができる。また、ichimillの活用により、誤差数センチメートルの精度でドローンの飛行制御ができるため、機体の安定性が大幅に向上する。

3.撮影画像の位置情報の精度が向上
ichimillを活用することで、ドローンで空撮した画像の位置情報も誤差数センチメートルの高精度で測定できる。これにより、画像に写っている対象物を特定しやすくなるほか、複数枚の画像を1枚に合成(オルソ化)した場合も画像の歪みが少なく鮮明になり、地図データと重ねたときの精度が向上する。また、今後SoraSolutionで提供を予定しているサビ検知や差分検知など、AIを活用したデータ分析サービスを使用する場合も、より精度の高い結果を自動で算出することが可能になる。

4.悪天候下でも安定飛行が可能
ラジコン業界のトップメーカーである双葉電子のノウハウを活用して、トップクラスのパイロットが高速応答性に優れた機体を最適にチューニングすることで、風速15メートル毎秒の環境下でも安定した飛行を実現する。

▶︎SoftBank
TAGGED: AI, ichimill, ソフトバンク, 双葉電子工業株式会社
dronenews_adm 2020年12月24日
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