中型ドローン ACSL-PF2
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株式会社自律制御システム研究所(以下:ACSL)とエアロダインジャパン株式会社は、法整備が進む有人地帯上空での目視外飛行(Level 4)を見据え、連続飛行試験が実施できる体制をASEANにて構築する連携を開始した。
小型ドローン Mini
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Level 4環境下での飛行を実現するためには、十分な飛行時間やリスクレベル評価、安全性・信頼性を示すための基礎データが重要になる。その第一弾として、ACSLの産業用ドローンACSL-PF2およびMiniについて、マレーシアでの1,000時間連続飛行試験を実施する。
これによりACSLは、物流・インフラ点検・災害領域にて用いられる産業用ドローンにおける大規模なデータの構築が可能となり、フライト時間の確保とよりセキュアで信頼性の高いドローンの開発に繋がるという。さらに、飛行試験をマレーシアで実施することにより、現地ではパイロットを中心としたチームが組成され、ACSLが中期経営方針で掲げるASEAN進出も加速化されるとしている。
ドローン飛行の様子(イメージ)
エアロダインジャパンは、ドローン・ソリューションプロバイダーとしてアジア市場を牽引するエアロダイングループの日本法人。DT3(Drone Technology, Data Technology, Digital Transformation)を企業バリューとして掲げ、ドローンを起点としたインフラアセット管理のDXソリューションを行政と民間企業に提供している。
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ACSLは、中型ドローンであるACSL-PF2と小型ドローンであるMiniを開発しており、あらゆる環境や課題に合わせてカスタマイズすることで、市場を拡大してきたという。2020年8月には中期経営方針「ACSL Accelerate 2020」を公表し、2022年の有人地帯上空での目視外飛行(Level 4)に関する規制整備が整う見通しの中で、よりセキュアで信頼性の高いドローンの開発・量産化を推進している。