Carter Aviation社は、すでに飛行実証実験中
- Advertisement -
パッセンジャードローンやフライングモビリティーなどいよいよ空域を手軽に行き来できる世界がもうすぐやってくる。ベンチャー企業Jaunt Air MobilityはCarter Copterコンセプトの権利を購入し、「空飛ぶタクシー」としての実現可能性を探っているという。2017年4月、Carter Aviation社は電動垂直離着陸機(eVTOL)開発のため、Mooney International Corporation社と手を組んだ。Carter Aviation社は独自のスロウドローター・コンパウンド技術(SR/C™技術)を活用している。
SR/C技術は、航空機の飛行速度、範囲、効率の良さとヘリコプターの垂直離着陸機能を組み合わせ、さらに高慣性ローターによって類を見ない高い安全性を保証します。この技術は、航空機のジャンプ・テイクオフ構造や長時間のホバー性能を誇るパワーローターに組み込むことができ、いずれの場合も巡航効率を高めるだけでなく、静かなフライトを実現します。
航空機のローター回転数を制限すること、それがこの革新的技術の鍵です。1分間の回転数を通常の1/3に減らすことで、抗力を1/5まで抑えることが可能です。これは必要燃料の削減にもつながり、今日世界中で使用されているローター機の2.5~3倍ほど効率性が高いことが飛行テストにより実証されました。
- Advertisement -
以上が、Jaunt Air Mobilityによる説明だ。Carter Aviation社の技術でどう展開していくのか?今年実証実験を始める予定だ。しかしながらJauntのウェブサイトはまだほとんど情報が更新されていないのが気になるところだ。