デジタルハリウッド株式会社は、2018年23日に八王子市と「ドローンの活用に向けた人材育成に関する協定」を締結し、ドローンの活用に向けた人材育成を図り、地域の活性化及び市民サービスの向上に資することを目的とした取り組みを行うことを発表した。
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デジタルハリウッド株式会社では、2015年11月に『Digital Hollywood Robotics Academy』を開校し、ドローンも含めたロボット分野の教育を行っており、これまで卒業生は220名、現在14期目が開講中。
今回、八王子市と協定を締結することで、相互かつ緊密に連携し地域への貢献とサービスの拡充や、より幅広い層へドローンの人材育成に取り組みに力をいれ、地域の活性化及び市民サービスの向上に資することを目的としている。具体的な連携事項は以下の通り。
(1)市職員によるドローン操縦チームの養成に関すること。
(2)ドローンの活用に係る次世代育成支援に関すること。
(3)ドローン活用分野に関する調査・研究に関すること。
(4)その他ドローンを活用した地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること。デジタルハリウッドと八王子市の役割分担
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具体的な取り組み内容
■八王子市職員によるドローン操縦チームの養成
・デジタルハリウッドが実施するドローン専攻カリキュラムにおいて、八王子市職員の有資格者を養成。(資格はJUIDAの認定資格)5年間で有資格者20名育成を目標とし、八王子市職員によるドローン操縦チームを結成。
・八王子市ではドローンの実機を、機種等について十分な検討を踏まえた上で平成30年度中に保有
■ドローンの活用に係る次世代育成
・八王子市内の子ども向けに、次世代技術であるドローンに触れる機会を創出・子ども向け体験カリキュラムを共同開発※次世代育成は、コニカミノルタサイエンスドーム(こども科学館)との連携を図る。
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■ドローンの活用分野に関する調査・研究・ドローン活用の可能性を検討するため、八王子市の関連所管による「ドローン活用に向けた庁内検討会」を発足
・今後の展開として、市内の企業、大学、各種団体との連携により、八王子市版「(仮称)ドローンの活用に向けた官民連携協議会」を発足し、ドローンに関する実証実験の展開や、新産業の創出を目指す今回の協定締結に伴い、デジタルハリウッドでは八王子市立由木西小学校の校庭を活用し、ドローン空撮に特化した空撮実習オプション講座を実施する。講師は株式会社 Dron é motion(ドローンエモーション)代表取締役 田口 厚 講師。JUIDA操縦技能証明証取得者、またはそれ相当の経験者が対象となり、ロボティクスアカデミー修了生以外も参加が可能。