エンルートと大分県に本社を置くモバイルクリエイト株式会社は、製造面でモバイルクリエイトのグループ企業、開発面においてはモバイルクリエイトとそれぞれ協業することを発表した。
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エンルートは、昨年8月に大分県大分市に産業用ドローンの開発推進を目的とした研究所開設の立地表明を行い、飛行ドローンの自律制御技術を、無人艇や、無人車両に応用し、漁業支援、水難救助、害獣対策、山間部・離島への物流などに活用できるよう研究開発をすすめている。
モバイルクリエイトは、移動体通信事業を中心とし、IoT技術など産業用ロボットのインフラとなる技術を持ち、同グループ企業ではドローン事業も展開している。
製造面において、エンルートが有するUAV(無人航空機)、UGV(無人地上車両)、USV(無人水上艦・水上艇)などの産業用ドローンの製造の一部をモバイルクリエイトのグループ企業が受託し、大分県を製造拠点としてドローンの機体を供給するとしている。
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今後は、ドローンがモバイル通信網につながり、クラウドからの遠隔操作にて自律飛行を行い、ドローンで得られた情報をビッグデータとしてAIが学習することで、様々な分野でのサービス活用が可能となる。両社は、AIおよび情報通信システムなどの開発においても協業をすすめていくという。
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