Intelは現在、ドローンの可能性に注目している。インテルデベロッパーフォーラム(IDF)ではドローン業界のリーダーたちを集めたパネルディスカッションのホストをIntelが務めた。パネルリストにはAirbusのRonnie Gnecco氏、FAAのEarl Lawrence氏、Yuneec USAのShan Phillips氏、AT&TのArt Preglerらが参加した。彼らはIntelのドローン専門家Anil Nanduri氏とNatalie Cheung氏によって集められ、ドローン技術とドローン開発の新たな可能性について議論を行った。
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同社は、新たなUAV向けのプラットフォーム(Intel Aero Platform)の予約もすでに開始している。同UAV開発キットはIntel Atomクアッドコアプロセッサーを動力にしている。それにより、計算、ストレージ、コミュニケーション、柔軟なI/Oをまとめることが可能となった。オプションのビジョンアクセサリーキットと組み合わせれば、より高度なドローンアプリケーションの開発も可能となる。同社の新たなドローン「Aero Ready To Fly Drone」はIntel RealSenseを使用し、コンピューターボードを搭載して組み立てられたクアッドコプターだ。
また、Aero Ready To Fly Droneはいくつかのオプションを持っており、Dronecodeのソフトウェアにも対応している。エアロコンピュートボードは$399で現在入手可能で、Aero Ready To Fly Droneは年末には発売されるようだ。
さらに、YuneecのTyphoon HにもIntelのRealSenseが搭載されている。これによって単に障害物を避けられるようになるだけでなく、障害物を避けるコースをいくつか表示してくれるようになった。Intel RealSenseが搭載されたTyphoon Hは$1,899で現在入手できる。