ロボットメーカーであるZero Zero Roboticsが2,500万ドルの資金を調達し、そのうちシリーズAラウンドで集めた金額は2300万ドルと報じられた。投資企業はIDG、GSR Ventures、ZhenFund、ZUIGなど。さらに、Zero Zero Roboticsは新製品のドローン「Hover Camera」を発表している。Hover Cameraは安全性に優れ、持ち運びが容易、さらに簡単に撮影が屋外内で行える。
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バスケットボールのゴールシーンや結婚式のバージンロードを歩くシーンなどを今まで撮影が難しかった上空からのアングルで撮影することができるようになる。また、折りたたみ可能で保護性の高いカーボンファイバーよるエンクロージャーデザインによりHover Cameraは安全かつ簡単に使うことができる。
Zero Zero RoboticsのCEOであるMeng Qiu Wang氏は次のようにコメントしている。
Wang氏:我々はラディカルなAI技術と小型飛行ロボットを組み合わせて人々の生活を向上させたいと考えており、Hover Cameraはそういう意味では我々の目的を達成するのに大きな一歩となりました。今回の資金調達ラウンドはHover Cameraを世に送り出し、可能性を広げ、自動飛行ドローンの未来を再考するという意味で、非常に興奮するものとなりました。
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Hover Cameraの製品スペックは以下の通り。
仕様
- 13メガピクセル&4Kビデオ
- 顔・身体追跡機能
- 360度パノラマビデオ撮影
- イメージスタビライゼーション
- リリース&ホバー:Hover Cameraを手から離すと、その場でホバーして定位置を維持する
- スロー&バランス:ベストショットを撮影するために自動でバランスを調整する
- ポータブル&ライトウェイト:Hover Cameraの重量は240gと軽量で持ち運びに優れている
- セルフポジショニング:ソナーとカメラにより、Hover Camerは風が強い環境でも、指定の位置でホバーすることができる
GMIC Beijin 2016(グローバル・モバイル・インターネット・カンファレス)でQualcommの基調講演でデモを行うMQ Wang氏の模様が以下の映像だ。ちなみにGMICは、世界各地で開催されており東京は7月に開催される。