ベルギーに本拠地を構えるスタートアップFleyeが、「世界一安全なドローン」を設計したと主張している。そのドローンは今週、クラウドファンディングサービスのKickstarterに登場した。特徴としてユニークなデザインを有していて、不注意にも飛行中のそのドローンに触れたとしても人の組織が切り落とされることはない。かつてライブ中にドローンを触り怪我をしてしまったアーティストEnrique Iglesiasにもぜひこのプロジェクトの支援してほしい!触っても怪我しないのだから…。
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空中浮遊しているランプの笠のような、巨大なマシュマロのような、そんな形をしたカメラ付きのこのドローンFleyeは、サッカーボールとほぼ同じような大きさと重さである。この機械は重さは、約453グラム、1080p、30fps のビデオと500万画素の写真を撮れるカメラが搭載。一回の充電でFleyeは空を10分間飛行でき、最高速度、時速約16kmで飛行する。FleyeはiOSまたはAndroidのアプリと連携していて、事前にプログラムされているいくつかの「任務」から一つを選択することで遠隔操縦、自動操縦可能になる。
Fleye本体は、直径23cm、約453グラムの重量
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自動操縦モードでは自撮りやパノラマ、ホバリング、自分でプログラムしたルートの設定もできる。遠隔操縦はゲームパッドやbluetoothゲームコントローラーを利用することで可能だ。またオープンAPIとSDKとなっており、何か独自のアイディアが浮かんだ開発者には、開発し、Fleyeで実際に試せすことも可能だ。
Fleyeは電気技師Laurent Eschenauerと航空技術者Dimitri Arendt率いるチームによってスタートした。Laurentは彼自身を「日曜日の午後に楽しいからといってソフトウェアを書いてしまう人」と自己紹介、Dimitriは「8歳の時に飛行機を組み立てて以来、物を飛ばすのをやめたことがない」と言う。
FleyeのKickstarterプロジェクト、見事ゴールの€175,000 (¥2345万)となれば、2016年の9月にはドローンを出荷し始められるようだ。また、早期支持者にはFleyeを定価€1250 (¥167,500)のところ、40%引きの€699 (¥93,666)で販売することをアナウンスしている。
(€1≒¥134)