中国のImagineVision Technology社から、軽量・小サイズの4Kマイクロフォーサーズカメラ(MFT) 「Z Camera E1」が近々発売される。サイズ以外にISOが102,400という高感度を持つ点で、ドローンでの夜景撮影に強力な相棒が現れたと、注目されている新鋭カメラだ。
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1,600万画素のマイクロサーズ・センサーを採用。3840×2160/30fpsまたはシネマサイズ4096×2160/24fpsに対応し、H.264形式で記録する。高速対応AF機能に映像はCAFで対応。さらに3Dノイズリダクション(MCTF:motion compensated temporal filter technology)機能を持つ。重量はBlackmagic Design社のBlackmagic Micro Cinema Cameraより110gほど軽い205gとのこと。
無線Wi-FiとBluetooth4.0を搭載し、ライブストリーミングやファイル管理などをiOS/Android OSモバイルデバイス向けのアプリで行えるとしている。また拡張ポートを持っており、ドローンといったデバイスを通してのカメラ制御ができるようになっている。正式な出荷時期は発表されていないが、今月内には発売開始を予定。価格は699ドルを予定している。
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ImagineVision Technology社は2年前に設立。ソニー、パナソニック、AmbarellaといったセンサーやSoC開発企業とリレーションを持ち、AF技術、高度な無線映像伝送技術、埋め込みシステムおよびカメラシステムの開発を進めている。同社からはZ Camera E1に並んで、ソニーのHD CMOSイメージセンサIMX136LQとキヤノン20倍ズームレンズを搭載した超高速オートフォーカス(AF)HDカメラや車搭載用ブラックボックスなどが揃う。
余談だが、MFTといえばオリンパスから、オープンプラットフォームカメラ(OLYMPUS AIR A01)でカメラ本体をドローン化する企画があるようだ。
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(山下香欧)