DJIはCES2015にて、Inspire 1ドローンに脱着できる4Kカメラマウント用のハンドヘルドユニットを初公開した。DJIのジンバル技術をハンドヘルドユニットと合体させた。このハンドヘルドユニットがあれば、空撮する現場でドローンからカメラマウントを外し、このハンドヘルドユニットで地上でのシーンを収録できる。
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このユニットのハンドル部分にはRECボタンのほか、マイクロフォンがビルトインされている。そして2つのモードがあり、ユニットを持って収録している側の動きに追従するモードと、任意のフォーカスエリアにカメラを固定するステディカムモードの2つの切り替えができる。またスマートフォンをユニットに取り付けてビューファインダーとして使えるようになっている。ハンドヘルドは充電式で、持続時間は約70分程度とのこと。
DJIでは正式な出荷時期や販売価格は発表していないが、会場での展示製品の完成度からみてもこの夏には市場に投入できるだろう。
(山下香欧)