近頃、DJI Phantom専用のケースが揃ってきたので、ここで紹介してみよう。目立つのはハードケースで、防水加工されているものから、アルミケース、スーツケース型で車輪がついているものもある。今回は軽量で手頃な価格のバックパックモデルを中心にご紹介。8月にリリースする新製品も見逃せない。
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■HPRC 2700WPHA2 ハードケース(DJI Phantom 2 Vision専用)
HPRCからのDJI Phantom 2 Vision専用のカスタムフォーム。リトラクタブルハンドルと車輪付き。セキュリティはヒンジ式ダブルロックシステム。仕様を見ると1100m落下試験をパスしているようで、軍事グレードの耐久性と防水保護がされている(STANAG 4280、DS 81-41およびIP 67)。ATA300エアトラベル仕様も満たしている。エクステリアは、TTX01ポリプロピレンプラスチック樹脂。
外形寸法は62×52×28cmで、内形寸法は55×46×26cm。プリカットされているので、かっちり部品を入れられる。Phantomドローンに加え、トランスミッター、レンジエクステンダー、スマートフォン、タブレット、予備バッテリー×2、充電器、およびその他のアクセサリーが収められる。また、おまけとしてmicroSDカードを8枚収納できるハードシェルメモリーカードケースHP1100Mがつく。重さは空の状態で7キロ。ドローンを入れると約9キロ。
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■Go Professional Cases(GPC)
GPCはHPRCと類似した車輪付きのハードケースからバックパックまでを揃えている。ハードケースには、PhantomにGoProカメラを実装したまま収められるうえ、別途GoProカメラや専用充電器、バッテリも収納できるスロットがある。外形寸法は55.2×43.50×26cm。ケース自身の重量は約7.5キロ。
■Action Xsories Phantom専用バックパック
オーストラリアベースでGoProのブランドケースとしても知られているAction Xsoriesから、バックパックが8月中に発売される予定。バックパックは耐久性に優れた1000D“ブラック”CORDURA素材でできており、背負いやすいカーブラインに、オレンジのステッチがスタイリッシュ。外装には、すべてストラップを持っているように見える。バッグの外側の前面には2ポケットあり、タブレットも収納できる。
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プリカットされた内装ケースには、Phantom 1/2ドローンとバッテリー、充電器やケーブル類、GoProとジンバルにDJIレシーバー(PFVスクリーン込み)などが収納できる。サイズは、38×50×22cm。バックパック自身の重さは2キロ。
■Phantom 1/2、FC40用バックパック
ソフトケースの外装でバックパックのようにキャリーできるようになっており、ドローンを販売しているショップのバッジをつけて販売されている。ケースの背中がハードケースで保護力を強めてあり、肩が痛くならないようにショルダーストラップ部分はやや厚めになっている。サイズは43.8×32.8×15.5cm。バックパック自身の重さは1.75キロ。
(山下香欧)