誰もが子どものころ観たアニメ「ドラえもん」。空を飛ぶ"タケコプター"はいつ発明されるのか…と今も楽しみな方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、ひと足お先に"タケコプター"を実現したトイラジ「空とぶドラえもん」(京商株式会社 価格5,478円(税込)、実売は4,000円前後)をご紹介します。
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「空とぶドラえもん」は二重反転プロペラを備えた本格的な飛行構造を持っています!これ、なぜプロペラが二重になっているかというと、通常プロペラが回転すると軸にプロペラの回転方向と逆のチカラ(反転トルク)がかかります。
ゆえに、アニメ仕様のタケコプターをそのままのび太くんが頭につけるとのび太くんが回転してしまうという大惨事になってしまうのですが、「空とぶドラえもん」の二重反転プロペラは、上下のプロペラを逆方向に回転させることにより反転トルクを打ち消しあうという仕組みを持った“現実仕様”のタケコプターというわけですね。
操作は2ch!スロットルの微妙なコントロールがカギ
さて、さっそく飛ばしてみましょう!操作はなんと2chのコントローラーを使います。左のスティックはスロットルのみ、右のスロットルはラダー(回転)のみです。では、前進は…?となるのですが、「空とぶドラえもん」は自動で微速前進してくれます!あとは高度を調整しながらラダーで進行方向をコントロールするのみです。
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スロットルレバーはクリック感がある仕様で指を離してもその位置を維持してくれます。ホバリングのバランスがいい位置を見つけらればかなり安定したフライトを楽しめますが、微妙なスティック調整をしないと一定の高度を維持することが難しい…。しかし、それも含めて単純に"飛ぶ(飛ばす)"ということが実に楽しい。カメラがついているわけでもなく、フリップするわけでもないのですが、ドラえもんが目の前で飛んでいる(しかもタケコプターで!)ということが楽しいのです!
自動高度調整で飛行。赤外線センサーなので周囲の明るさの状況や床面の高さの変化などに影響されるが操縦がとてもかんたんになる
また、コントローラー中央の▽ボタンを押すと高度センサーを利用した自動高度調整機能で飛ばすとフライトも楽ちん。精度は…やはりそれなりではありますが、きちんと高度を維持してくれます(約1.2mを維持)。注意点としては、離陸時に少し高く上がるのと、赤外線センサーなので段差がある場所ではその段差にあわせて機体も上昇下降しますので天井や電気などに衝突しないようにしてください(自動高度調整時にはスロットルが効きません)。
やっぱりドラえもんは最高!
「空とぶドラえもん」の商品パッケージは、ジオラマ的な紙製ディスプレイも付属しています。飛ばすだけでなく、撮る楽しみもあるのが嬉しいですね。
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コロナ禍でおうち時間も増えた今日このごろですが、ドラえもんを飛ばしたり撮ったりしてちょっとだけ子ども時代に戻ってみてはいかがでしょうか?